広報じょうほく No.323 1989(平成元)年 7月
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社会のルールを教える まず、親ができることとして は、次のようなことが挙げられ ます。 ◎しっけ(基本的を運転ルール) を身につけさせよ。 ◎暴走行為は、危険をもので、 大きなケガはもちろん、死に 直結していることを教える ◎安易にオートバイなどを購入 しない ◎免許に関しての法を教える 暴走族グループ数と総人員の年別推移(各年11月夫) ☆親にできること 子どもを暴走族にしないために 年別 ■区分 昭58 昭60 昭62 昭63 グループ数 6〔旧 594 544 552 総 人 員 39,066 38,1ワ2 34,931 36,934 うちグルー プ未加入者 20,460 16,577 22,4?8 25,481 構成率(%) 22.37 43.43 64.35 68.99 深夜に爆音走行することを、どう思いますか 深夜爆音走行することについて 回 答 は い いいえ 喜十 大きな菖を出して走ることに 人 数 1,635 541 2,176 快感を感じる 構成率(%) 75.1 24.9 100 爆音走行が他人に迷惑をかけ 人 数 6651 1,525 2,176 るとは思わない 構成率(%) 29.9 70.1 100 人 数 一人でならば爆音走行はしない 996 1,180 Z,176 54.2 100 一般市民に我々の存在を知ら 人 数 678 1,498 2,176 せるため 構成率(%) 31.2 68.8 100 悪いことだと思っている 人 数 1,765 411 2,176 構成率(%) 81.1 18.9 100 ※共同危険行為により検挙さ れた場合、六カ月以内の徴 役または十万円以下の罰金、 加えて、免許の取消し、こ の場合、同乗しているだけ でも、最高九十日の免許停 上となる。 〔 あ る 暴 走 マンションに住むAさんは、 〝騒音暴走族”に悩む一人。深 夜の爆音に睡眠不足の状態が続 いていました。 ある日Aさんは、マンション にほど近い空き地に、それらし きオートバイが置いてあるのに 気がつきました。しかし、だれ が乗っているのかわからず、注 意するにもできずにいたところ、 同じマンションに住む主婦がそ のオートバイに手紙を置いてい る姿を見たのです。その手紙に は、爆音に悩む主婦の苦しみが 切々と書かれていました。産ま ☆地域住民にできること 生活に密着した ( 追放運動を盛りあげよう 暴走族の少年であっても生活 する場は必要で、そこにオート バイを置き、暮らしています。 その生活拠点の周りの大人た ち、とくにガソリンスタンドや 自動車修理店などの人たちの一 言が、意外に少年たちの行動を 左右する力とをることがありま す。 こうした人々とともに地域住 民による追放運動を盛り上げて いくことが大切です。 族 の 改心 れたばかりの赤ちゃんと病気の 老人をかかえ、「どうか暴走し をいでください……」と訴える 内容でした。 その日から、深夜の爆音はし をくなり、いつの間にか、その 空き地からもオートバイが見ら れをくなりました。 こうした一人一人の願いと訴 えを身近かな暴走族に伝えるこ とが、地域の暴走族を追放する 第一歩にもなるのです。 次頁へつづく たばこは大人になってから 未成年者の喫煙は法律で禁じられています。 19歳までに吸い始めた人は、吸わない人の5.7倍、25歳では ‥ 亡 / ′● 3.8倍も、肺ガン死亡率が高いのです。 ”やめなさい●’未成年者の喫煙者への 愛のひとことを 常北町教育委員会 丁 し ●EH00岬′ 覧き琴亨一帯,頃二肇.母野.冨患 7 広報じょうはく
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