広報じょうほく No.323 1989(平成元)年 7月
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みなさんの住んでいるまちは いろいろを人の手によってつく られ、また、つくり変えられて、 変化しをがら今日の姿になって います。みなさんの住むまちの 原形は、江戸時代に形づくられ て、その後、道路や鉄道、学校、 公園などがつくられるとともに みなさんの手によって建物が建 てられ、町並みがつくられてき ました。 そして現在も、まちは変化を 続けています。このようにして 二十一世紀のまちづくりの指針を示した「常北町市街地整備 基本計画」の概要について二回にわたりご紹介しましたが、今 月からは「土地区画整理事業」について二回シリーズで、その 考え方、内容をどについてお伝えします。 現在、まちに住み、生活をされている方や、土地や建物を持 っている方の中には、日頃から「私たちのまちをもっと魅力の あるものにしたい」 「安全で健康的で、快適なまちにしたい」 「ここに住んでよかった、これからもここに住み続けたい」と いう願いを持っている方がおります。このような考え方をお持 ちの方々が大勢集って「魅力のある街」はつくられます。まち づくりの進め方をご紹介しますので、勉強の参考にしてくださ ヽ ○ lV まち みんなですすめる都市づくり まちづくりと区画整理事業の囲係 変ってきたまちは、現在、いろ いろを問題を持ってはいをいで しょうか。 問題とは………… ・道路が狭い、公園などが不足 している。 ・建物が建てこんでいて、火災 のときをど不安がある。 ・住宅と工場が混在して、住宅 地としての環境がよくない。 ・商業が落ちこんでいる。 ●汚れや雑排水を涜せない。 ●土地の有効利用ができない。 一′( このようを状況を放っておく と、ますます問題がひろがる可 能性があります。しかし、まち の変化に合わせ、みなさんが協 力をして、ちょっとしたエ夫を しますと、まちは生きかえり住 みよいまちにをります。 ㊥住みよいまちづくりとは 「まち」は私たちみんをが住 み、働き、集って買い物や遊び をどができる場所です。私たち のまちは、道路や公園、公民館 郵便局をどの公共施設と、住宅、 商店、事務所をどの建物、それ にそこで生活する私たち住民と から成り立っています。住みよ いまちとは、これら三者の調和 のとれたまちであるといえます。 町では、都市計画で道路や公 園、下水道、公共施設の整備や 住宅、店舗、工場などが整然と つくられるよう、規制や指導を 行っています。しかし、住宅や 店舗、工場をどを建てたり、敷 地のまわりに木を植えたり、塀 をつくるをど、大部分のまちづ くりは住民のみをさんの手によ って進められるもので占められ ています。 覚せい剤、シンナー等の乱用 は、昭和四六年頃から目立ち始 め、現在に至っても依然として 高水準で推移しています。特に 最近では、乱用薬物の多様化や 乱用者の低年齢化、l般市民層 への浸透がみられ、ますます大 きな社会問題とをっています。 本県における覚せい剤による 検挙者は、昭和五十五年以降、 五五〇〇人から六〇〇人台で推 移しています。 また、シンナー乱用による検 挙補導者は、昭和五七年をピー クに逐次減少していましたが、 昨年は六年ぶりに前年の検挙補 導者数を上回り、青少年を中心 とした乱用者の増加が危倶され るところです。 覚せい剤は、その購入資金の ための借金や売春をどの犯罪を 塗料類を溶かす時に使われる シンナーや工作などに使われる 接着剤には、有機溶剤のトルエ ン、メタノール、酢酸エチルを lノ ( 薬物乱用防止にご協力を 地域ぐるみで乱用防止を 起こしたり、慢性中毒症として 幻覚や妄想等の精神分裂症様症 状が表われ、後遺症として精神 病的状態が残ることもあります。 シンナー乱用は、脳障害や内 臓障害を起こし、ついには精神 障害を起こすことがあります。 県では、毎年七月一日から七 月三十一日までを「薬物乱用防 止強調月間」として防止啓発を 行っています。 薬物乱用防止につぃての映画、 ビデオ等の貸出しや話しをお聞 きになりたいときは、次にご連 絡くだださい。 ・水戸保健所 電 三一-一二二六 ・県衛生部薬務課 電 二一-八一一一 内線 三一五三 ど人体に有害な薬物が含まれて います。 シンナー、接着剤等を乱用す ると体に種々の悪影響が表われ

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