広報じょうほく No.323 1989(平成元)年 7月
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農村の活性化を図るため、常 北町では、健康食品として需要 が伸びている梅の実栽培に着眼 し、昭和六十二年度から「梅の 里づくり」構想をたて、すすめ てきました。 対象地域は、土壌条件等を考 着々すすむ梅の里づくり 慮して旧西郷村・旧小松村に絞 り、梅品種を白加賀、梅郷、玉 英、小梅とし、一〇アールに四 八本の苗木を植栽し、新植用苗 木の購入代として、補助対象面 積一〇アール以上を条件に二分 の一を補助し、植栽後の育成、 ▲熱のこもった研修会を続け、梅の里づくりの成功を夢みている 管理方法は、適 期に栽培説明会 を開き、町農協、 常北地区改良普 及所が指導にあ たっています。 当初、推進説 明会においては、 出席者も少をく、 将来、説明通り の収穫ができる ものかと不安が る声が多く、事 業推進が困難に をりましたが、 昭和六十二年度 は三ヘクタール、 六十三年度には 四ヘクタールと 面積も増えてい ます。 去る六月十三 町老人福祉センターやまゆり 荘のオープン五周年を記念した 第三回やまゆり荘カラオケ大会 が、去る六月二十八日、町内に 日には、昨年までに植栽した方 々を対象に、西茨城郡岩間町に おいて、栽培方法や出荷状況等 を見聞し、研修しています。 また、昭和六十三年度事業と して、磯野の亭水伸行氏の圃場 を展示固とし研究を続けること にしました。この圃場の梅は新 植して二年目にをりますが、を かには五〜六個の実をつけてい るものも見られ順調を生育ぶり 大盛況のカラオケ大会 居住する六十歳以上のカラオケ 愛好者四十三名が参加のもと大 盛況裡に開催されました。 当日はあいにくの雨もようの を示しています。 町「梅の里づくり」事業にお ける梅植栽面積は、現在七ヘク タールと小規模ですが、将来は、 五〇ヘクタールにまで栽培面積 を広げていく計画です。 常北町が「梅の里」と呼ばれ るよう、皆さん方もぜひ、梅の 栽培に取り組んでいただくこと を願っています。 ▲これからの町の特産物に、手づ くリシソ巻き梅の梅割り作業 第一位 竹田 第二位 秋山 第三位 飯村 特別賞 萩谷麒 ト熱気ムンムンの カラオケ大会会場 なか、二〇〇名の大観衆が応援 にかけつけ、会場は熱気につつ まれ、終日大歓声が山々にこだ ましました。 入賞者は次のとおりです。 〃 所 はつえ なつ はま 和枝 一郎 石 塚 下青山 広報じ.1うはく

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