広報じょうほく No.322 1989(平成元)年 6月
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∴ ここちよき新風の香り乱れくる かたへ エ穆の傍をゆるると歩む 妥患 愛 郷頚高原に各日のオより奮わき 来て弥生なかばに風胤の費ふ 飯田 マサ うたげは 婁果てて日親れ見るに息の浸L ゆきたるしじみ桶に小さし 昇井 ひろ えんめl、 ふさ い 延命の噴井ゆたかに花の影 永山 とみ ぼうたんに傘立て掛けて旅に出 し 小堀 林三 かと のq 法の池しきりに科料の浮き沈み 永山 綾乃 ふれあい 俳句教室 かいま 蝮網且し君のすぐれしスケッチ は幾年経れどわが吼に浮かぷ 大畠 克宏 こば 苔むして人を躯める石鮎に血路 のいくつ敢勺て箪やぐ 片丸 和及 ひとりしづか山おだまきと咲く 野辺にあわれ弁ひせしをみなを 川上千代子 偲ぷ むらさきに入江染まれる平戸の 浜のロマンを和むるバテレンの 島 愛子 港 ∵ 壊せたる泉の隈憐りて一時を患 の陸中に来しオ患う ひ履か 関谷 足代 かたむ 大輪のぼうたん朽ちて傾きし 森島 保子 の¶かと 映りゐるものに群がり法の鮒斜 木村 千代 い■▲くい人 将の墓緑陰深く眠りをり 須江 君子 のり よペ雨の崩せし法の白牡丹 安藤美恵子 磯あそび玉の浦と美しき 森島やゑ子 ばんn■く わか 万緑を領ちて滝の広き帯 飯村のぼる 佐助谷のしだの茂みの普がくれ に稲荷の主はひそみおはすか 多田志保子 翫鵜の学生服は甘暮しとぽやく 中学新入の諒は 丹下 常子 夜桜が樹氷の如くきらめけばふ 〓 と又とめてしばし仰げり 坪井きよ子 早春のいぷきの句ひが我が産も 埋めて革も木もおしき斧を出す め 滑川 信子 たが 愛でぎれど時を逢わず咲く花の いと 一つ一つのこよなく愛し 泉谷各員子 かとのり 蝋蝉生る法の池とは斯く静か 丹下はつ江 かとむ 餌斜の群れ主著の鯉に守られて か ひ 宇野 英一 崩れんとしてぼうたんの緋をと どむ 桐花 桂花 おしょう ぼうたんは崩れ和尚は病みつづ ナ 小野草菓子 ※俳句では「牡丹」をぼうたん とも呼びます。 指導・ホトトギス同人 俳誌草笛主宰 小野草葉子 梅の実が実る季節です。昔 は、未熟の将には青酸がある ので、青梅を食べると中毒す ると、子供たちに注意したも のです。でむ、最近はそんを ことを口にする人は少をくを りました。飽食する時代にな って、青梅を拾って食べる子供 がいをくをったからでしょうか。 日本のシンボルのようを梅 干ですが、その材料の梅も最 近は帝人物が多くをりました が、梅酒用に売っている青梅 は、鮮度の関係で国産が多い ようです心 都会では梅干しを自家製す る家は少をくをりましたが、 梅酒作りはをかをかの人気で す。梅の実と、砂糖または氷 砂糖を焼酎(しょうちゅう) に漬けた梅酒は、真の暑気払 いなどにぴったりの飲み物で す。 十い◆◆ 十十一∵㌧兄 酒 梅 ー ー・■・、・-■...。t-i.t.-1 ■ -一..、 」 ■ ■ ・ ■ l l ■ l ‥ l ■l 1 ■■ ■ - 仙

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