広報じょうほく　No.321　1989（平成元）年　5月

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悪質葉書の手口の全容 あなたは狙われるタイプ?それとも…… ●利殖に関心の強い人 このタイプの人は、自分の知 らない利殖方法にも興味を示し やすく、儲かる諸にすぐのって きました。 そこで徐々に 話を合わせていきます。最後に はお互いに銀行などをけなして、 銀行ばをれさせ、こちらの契約 に持ちこんでいきます。 ●明るく、おしゃべり好き 轟賛業董車昏畠 ●銀行や証 券会社で 不愉快な 患いを経 験したひ と まず、銀行 や証券会社を ほめることか ら話を始めま す。すると、 このようを人 は銀行などの 悪口を言いだ しますので、 ′し で人をあまり疑わないひと 世間話をした後、こちらの勧 める利殖方法についてこちらに 都合のいい新聞や雑誌の記事を 見せながらいろいろ説明してい くと、何の疑いもをく信じても らえます。むしろ、本人のほう から契約に積極的にをってくれ ることもありました。 ●都会に出てきて間もない ひと 素朴で、他人の意見や考え方 に影響されやすく主体性のをい 人が狙い目で、このようを人に は、主体性をもたせる話をしま す。相手が主婦のときには「家 庭の財産管理は奥さんの仕事で すよ」などといって、主婦が財 産管理の実権をもたをければい けないというように思わせて、 契約させてしまうのです。 ●ヘソクリをしている主婦 このようを主婦は、必ずとい っていいほどヘソクリをうまく 活用する方法を探しています。 世間話をしながら、ヘソウリを していることをうまく聞きだし て「銀行に預けるより証券会社 のほうがいいですよ」と話をし ます。もちろん、こちらの本心 ではありません。 ( そこで「でも、株は難かしい ですからねえ」といってこちら の本当の目的である先物取引を 徐々に勧めていきます。このよ うな人はご主人に相談するどこ ろか、自分のほうから「主人に は内緒にしてください」といっ てくるから驚きです。 ●相手によって変わる手口 悪質商法にはいろいろをもの があります。悪質商法の被害に あわをいため、その内容につい てみてみましょう。 ◆海外先物取引商法 香港、ロンドンをどの海外の 商品市場で行われている大豆、 石油をどの先物取引の契約をし をがら、実際は取り引きを行わ ず、金銭をだましとるなどのや り方です。 ◆現物まがい商法 金やゴルフ会員権をど、現物 がをいのに、これを売り、現物 のかわりに「預り証」をどの証 書を渡し、金銭をだましとるや り方です。 一室≡≡≡≡三≡≡≡≡≡≡l≡≡三l≡≡≡≡≡書≡≡一≡l≡≡一≡ニ≡ニ≡≡≡一≡〓≡≡≡≡≡二⊆≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ニ≡≡≡≡≡≡喜≡≡≡≡≡ こんな契約にご注意 このようにして、悪質業者は 話をしている間に皆さんの性格 をどを巧みにつかみ、それに合 わせて、手を変え、品を変えて 契約に誘い込もうとしているの です。 被害にあっているのは、この 告白にあるタイプの人だけとは 限りません。 皆さん、ご注意・ご注意〃 ◆証券取引商法 「二割の資金を出せば残りは 融資します」をどといってお金 を出させるか、指示された株の 売買は行わずに金銭をだましと るやり方です。 ◆原野商法 「将来必ず値上がりする」を どといって、ほとんど価値のを い原野、山林を法外を値で売り つけるやり方です。 最近は、この原野商法の被害 者に対し、所有している原野を 転売するには測量が必要だをど といって、測量代金をだましと るやり方もみられます。

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