広報じょうほく No.321 1989(平成元)年 5月
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桜貝おけば机上に風生まれ 今瀬 剛一 初燕待つ輝きの峡の空 荒井 嶺雨 芽柳とをりてちらちら赤い橋 加藤 鉦好 春雷のひととき居丈高をりし 片見 博 金魚屋の水眩しくて春祭り 鈴木きよし 俳句教室 こぶし咲く里を心に転任す 荒井 頒雨 ばんだ 神の庭老木にして花万乗 小堀 林三 ちっか つくばい 蹄の少なき水に落花浮く 永山 とみ 老木といえどまことの花開く 永山 綾乃 ふれあい 蝶生まれ畑仕事の鍬鳴らす 原 勝男 がま あたたかき日を半面に登り窯 中村 草介 椿咲き風の入り込む余地もなし 飯嶋 とみ 春雲にふんわりと乗り機内食 飯村 愛子 ふつふつと小豆煮つまり春の雷 小田木 梅 -ふL 眠る嬰の匂ひ美白に花辛夷 桧山 よて カり 去る雁の岩にくだけて波頭 長須きみの 朝刊の角がしめりて花の雨 袴塚 末子 しh▲イ. 棟上の声高らかに花吹雪 安藤美恵子 あきち きそ たんぽぽの咲き競ひゐる空地か を 木村 千代 雨あとの人の出揃ふ花祭り 森島 保子 満開の花仰ぎゐて心富む 森島やゑ子 梅手折る狂女に犬のまつはれる 飯村のぼる 一人釆てひと目の落花浴びゐた り 丹下はつ江 花影を踏みつつ神の庭に入る 宇野 英一 祭笛遠くに赤飯蒸しあがる ひ 高橋 芦江 水音の高々とあり蕗の茎 瀬谷 博子 植え残す里芋に雨強く降り いそべきよ かと 電線のびゅんびゅんと鳴り鮒料 浅野 菊枝 生まる 味噌汁に芹の香ありて看護食 阿久津あい子 描きかけの画布置く春の風ばか り 竹内 幸子 そよぎてはほころびてゆく辛苦 吉元つる代 葉 汁椀にわかめひらひら花疲れ 鯉渕寿美恵 (城北句会選) ちり 奥の院めぐりて花の塵踏まず 桐原 桂花 Lら台あみ 白魚網軒に重ねて海は荒れ 須江 君子 は希と ひよ 鴇の釆て荒き羽音を残し去る 西野 明孝 ま人 ペん 一片にはじまる万の花吹雪 小野草葉子 指導・ホトトギス同人 俳誌草笛主宰 小野草葉子 ㊥ふれあい俳句教室 毎月第一土曜日・午後一時、 郡河西二区集落センターで、 お気軽にご参加ください。 五月十三日の土曜日から、毎 月の第二、第四土曜日は、県の 機関と同様に、警察本部、警察 署とも休みとをります。 ただし、各種事件、事故の処 理、一一〇番通報の受理、各種 相談事務、遺失・拾得物受理事 務等の警察活動は行います。 運転免許更新事務については、 警察署では取り扱わず、警察本 部運転免許課(茨城町・運転免 許試験場内)において取り扱い 警察署も土曜閉庁 茨城県庁は、5月から 第2・第ヰ土曜日は 休みとをります。 なお、次のところは、今までどおりです。 知事部局県立病院、倍楽園事務所をど 教育委員会県立学校、近代美術館、県立図書館など 警察本部運転免許課(運転免許更新事務のみ)など くわしくは、ご利用のところへお問い合わせください。 茨 城 県 ます。 取扱事務等ご不明の点につい ては次にお問い合わせください。 土曜閉庁実施に当たりまして は、行政サービスをできるだけ 低下させないよう工夫してまい りますので、ご協力くださいま すようお願いいたします。 ▼問合わせ先 水戸警察署 電 二四1ニー二 広報じょうほく
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