広報じょうほく No.319 1989(平成元)年 3月
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まち 汚ほほ沌憎愕は 今月号では、石塚地区におけ る雨水常永や生活雑排水の処理 状況について記してみます。 皆さんの中にも、まだ記憶に 斬らしい昭和六十二年八月の台 風十号、また、昭和六十二年の 七月四日と五日にかけての雷雨 による集中豪雨の発生時におけ る石塚台地においての滞水被害 は、宅地内に雨水や汚水が流入 して大きを被害をこうむるとい う事態を生じています。 このことは、高台にありをが らも、石塚地区においては雨水 処理施設が未整備で、個々の宅 地造成時における盛土等による ことや、地域そのものに高低差 があることなどが原因と考えら れます。 これからの都市は、衛生的で 安全を都市でをければをりませ ん。 それでは、具体的に石塚地区 の状況を見てみましょう。 この地区は、概して平担地の ように見えますが、国道一二三 号を背に、東と西に緩い勾配が ついており、西側はほぼ新道川 別図1(略図) 道路縦断勾配図〈町道上泉線〉 に自然流下しています。 一例をあげますと、東側は別 図一のようにスロープ状にをっ ており、現在のようを小幅貞の 道路や側溝もないようを状況で は、通常の悸雨時でも雨水排水 の処理はもとより、各宅地内で の生活雑排水の処理は、隣接す る宅地や農地等に流れ込むか、 浸透式や蒸発散槽設置に頼る以 外方法がありません。故に、土 壌汚染や小河川を通じての環境 汚染に連をることにをります。 今後ますます都市化がすすみ、 宅地化が予想される中で、この 地区ばかりでをく、各所におい て道路も排水対策も不完全なま ま都市化、市街地化が進行しま すと、腐果的に排水不良地区が 拡大され、不衛生を都市が形成 されてしまいます。 ひいては、これらを改善する ために、後々に美大を費用と時 間を費すばかりでなく、個人や 町にとっても大きを損失をこう むることにをります。 排水条件も含めた居住環境の 整備を、効率よく改善していく 制度が土地区画整理事業です。 個々の宅地(土地)条件と全体 的を地区の条件を、バランスよ く整備できる理想的な制度であ ります。 この事業を行うことにより、 石塚地区における滞水や浸水等 を改善し、衛生的を都市を創造 することができるのではないで しょうか。 国民年金に加入している自営 業をどの第二号被保険者のみを さん ー 保険料の納め忘.れはあ りませんか。 保険料の納付を忘れています と、すぐにまとまった金額にを 主要地方道・笠間常陸太田 線は、常北町にとっても非常 に重要を県道です。 旧千代橋は、この県道が一 級河川・部珂川を横断する橋 として昭和六年に架設され、 那珂川いかだ下りのスタート 地点としても地域の人々に親 しまれ、通称ちよぼしとして 愛されてきました。 しかし、昭和六十1年八月 五目、台風十号による大洪水 により、ついに崩壊し中央部 国民年金保険料 納め忘れにご注意を 甥・引橋 が 開 通 〔 ってしまいます。納めるのが大 変だからといって、未納のまま にしておけば、万一のときの障 害基礎年金や遺族基礎年金が受 けられなくなったり、未納期間 が長くをると、年をとったとき 分が流失してしまいました。 新しい千代橋は、工期が約 二年という早さで完成したも ので、橋長三二六・五メート ル、巾貞一三・三メートルで、 車道七・五メートルの両側に 二・五メートルづつの歩道が ついた立派を梼です。 この新しい千代橋、型式を 五径聞達続桐箱桁橋といい、 地震にも洪水にも強く、交通 量の増大にも対応した近代橋 として脚光を浴びています。

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