広報じょうほく No.317 1989(平成元)年 1月
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嚇の浮くまで退屈を水の揺れ 今瀬 剛一 そま 仙が家の軒の低さよ大根干す 荒井 頚雨 霜光り妻久々の旅に出る 加藤 鉦好 妄〜ふ かも はるかなる鴨の波ほど眩しかり 片見 博 隣りまで行く近径の霜柱 鈴木きよし 濃き霧を歩めぼ草木近づき釆 小堀 林三 参道に散りし落葉を踏み急ぐ 布袋由吉造 か† 括りたる萄に残り香幽かなり 永山 紀子 はだ びlう 〜ふ いわ 屏風岩垣根とをして椅の宿 須江 君子 ふれあい 俳句教室 足型をくっきり残し梼の布 原 勝男 肩に荷のずしりと重く時雨けJ 飯村 愛子 靴脱ぎの石のくぼみに冬の蝶 瀬谷 博子 時折りは雲と話して大根引く 浅野 菊枝 鮭を突く話男の目が燃ゆる 長須きみの 著ぶくれて今朝の暁薄目して 飯嶋 とみ きっちりと並べたくあん漬終る 小田木 梅 霜桂ひっそり折れて二つの眼 いそペきよ 千林を吊す夕日を浴びながら 森島 保子 朝日射し濃霧忽ち腰めく 森島やゑ子 ひかげ 烏とな 訪ひば冬戻りの濃ゆき村 安藤美恵子 隠れ里ここに静もる竹の春 永山 綾乃 ほだ 二んに○< 萄義の玉を火棚に椅の宿 永嶋 トミ や‡が ほだ 椅積みて山家暮らしのはじまり し 小林 むめ たヒ 暮早し渓より翳る陰れ里 永嶋 彩峰 番小屋のあたり灯ともり鮭の川 桧山 よて 士ぎ 探り堀る蓮田にうす陽紛れ込む 高橋 声江 套 怒る事とうに忘れて冬茜 阿久津あい子 ふた、一こうし 大枯野双子の仔牛生まれしと 袴塚 末子 つま 水の音スキーの話夫へ言ふ 竹内 幸子 とうか 賜りし冬果ずしりと膝の上 告元つる代 かゆ 暖房を弱めて朝の錦ましろ 鯉渕寿美恵 (城北句会選) ろ や圭が 炉を焚きて山家暮らしもよから ずや 関 美喜子 ホ轟_‖、 炉主の厚きもてなし忘れめや 宮本 泰子 うつせみ 空蝉の如くに手術台に乗る 飯村のぼる 炉火射ねてより郷愁を深めたる 小野草葉子 ○ 凸 △ 凸 凸 △ 急激を高令化社会への移行に 伴い、痴保老人をめぐる状況は ますます深刻な問題とをってお ります。町では、老人痴保につ いての正しい知識と理解を深め ていただくため、このほど「老 人の心の健康教室」を開催しま した。 今後も、老人痴保の予防と地 域ケアに役立てていただくため 続けて開催していく予定です。 年金はその種類により、年間 の支払い回教が異をります。昨 年二月以降は、老齢年金が年六 回の支払いにをっていますが、 今年二月からは旧法の障害年金、 母子年金・準母子年金・遺児年 金・寡婦年金も年六回の支払い に変わります。 これまでの旧法障害年金や母 子年金は、三月、六月、九月、 十二月の年四回支払いでしたが 老人の心の 健康教室 旧法障害・母子年金等も六回払いに 四月、六月、八月、十月、十二 月、二月の年六回払いとなり、 これにより年金の支払いが生活 サイクルに一歩近づくことになり ます。をお、このため、一回に 受け取る金額も少をくなります のでお間違いのないようにして ください。 ト熱心に聞き入るみなさん 広報じょうほく 10

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