広報じょうほく No.315 1988(昭和63)年 11月
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今年の県内における交通死亡事故は、10月24日現在三〇九人 で、前年にくらペ三五人の増加という状況にあり、誠に憂慮す べき情勢にあります。 このため県警察では 88交通死亡事故ストップ作戦 を実施し、交通死亡事故の防止をはかることにをりましたが このほど、交通死亡事故防止に関するメッセージが、・茨城県 知事及び茨城県警察本部長からとどきましたのでご紹介 するとともに、常北町からは、交通死亡事故その他の事 . 故を絶対に出さをいようお願いするものです。 交通事故の絶滅は二八 〇万県民すべての切実な 願いであります。 この県民あげての願い と努力にもかかわらず、 今年に入ってから交通事 故による死者は昨年を上 回るペースですすみ、尊 い生命が失われておりま 県内では、現在、交通 死亡事故が急増しており ます。 最近の交通事故の特徴 ま ☆飲酒運転」「スピード違 反」「ぼんやり運転」が 多く、原因の半数以上 を占めています。 交通事政防止についてのお願い 交通死亡事故抑止へのお願い す。一瞬にして人命を奪い、 平和を家庭と暮らしを破壊 する交通死亡事故が、この ように多発していることは 誠に異常を状態であると存 じます。 これから年末にかけて、 さらに、交通量の増加が予 想されますので、交通死亡 茨城県知事 竹内 藤男 ☆自転車乗用老、高校生、 高齢者・幼児の死者が増 加しており、その大部分 が死者側にも原因があり ます。 ☆シートベルトを締めてい をかった死者が多く、そ の内約四割はシートベル トを締めてさえいれば助 ったと思われること等で ( 事故という憂うべき事態を 打開するため、県民それぞ れが交通マナーを一層高め、 家庭∴字校・職場・地域に おいて、全力をあげて交通 事故の防止に努められます よう強くお願いする次第で す。 昭和六十三年十月二十五日 あります。 警察としましては、年末 に向けて「88交通死亡事故 ストップ作戦」を実施中で ありますが、県民の皆様に おかれましても、交通ルー ルを守って、交通事故のを い平穏な地域づくりに一層 のご意力をお願いします。 昭和六十三年十月二十五日 県警本部長 石田 慧史 広報じょうほく

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