広報じょうほく No.312 1988(昭和63)年 8月
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社会を明るくする運動一般公 開ケース研究会が開かれました。 社会を明るくする運動は、毎年 七月一日から三十一日までの一 か月間、全国的に展開されてお り、本年は第三十八回をかぞえ ました。 この運動はすペての国民が犯 罪の防止と、罪を犯した人たち レポート みんなで協力・、曾豆かな子に 社明運動公・開ケース研究会 の更生について理解を深め、力 を合わせて、犯罪のをい明るい 社会を築く目的ですすめられて いるものです。 町ではこの事業の一端として、 今年も去る七月十五日、町トレ ーニングセンターで一般公開ケ ース研究会を行いました。 当日の参加者は六十八名で、教 ▲熱心に研究しあう参加者のみなさん 育長をはじ め町内の小 中高校の校 長先生を助 言者に迎え、 水戸保護観 察所調達課 長の小松先 生を講師に お願いし、 三つのグル ープに分か れて話し合 いを行いま したが、ど のグループ も自分の家 「■\ 庭を思い浮かべをがらの活発を 話し合いとをり、盛況をおさめ ました。 先生方のご指導の内容を要約 しますと、 たいだ 「怠惰を父親と暮らす少年L と題する、ある家庭の実例に基 づく話しをもとに研究協議が行 われ、をぜこの家庭の長男は非 行に入っていったのかとか、ど ぅしたらこの家庭や長男を更生 させることができるか、話し合 いました。そして、 ①親子で話し合うことのできる 家庭でありたい。 ②小さいうちから、しつけはし っかりと。両親の姿を見て子 は育ってゆく。 ②父親の出番が子どもたちにと っては必要。両親で子育てし てほしい。 というまとめを確認しあいま した。 家庭では、両親が愛情をもっ て子どもに接すれば、すをおに 育っていくのではないでしょう か。町民がみんをで協力して、 心豊かな子に育てていくよう努 力していきたいと、参加者全員 が心に感じた研究会でした。 町保護司・更生保護 婦人会長 戸幡 長子 ト立派に花ひらき、 ( 花壇で観賞するよりはみんなに 見ていただきかわいがってもら おうと集落の花壇に移植し、こ のヒマワリについてのエピソー ドを書いた立て札を立てました。 六月なかばにをり立派を大輪 の花を咲かせましたので、約束 どおり写真を送ったところ、裕 美ちゃんと幼稚園からお礼の手 紙がとどきました。幼稚園では ヒマワリの写真を父兄会の折り にみんをに見ていただくことに しているそうです。 小さいことではありますが約 束を果たし、子どもの夢を叶え てやることができ、また、ふれ ひまわりの花。ひときわ目立った大輪の花は印象的だっ た。 道ゆく人びとの日を楽しませてくれた あいの輪もひろがり、みんをに 喜ばれてすばらしいことだと思 っています。 裕美ちゃんの家族は、父母が 東京で学校の教員をしていまし たが、祖母が老齢のためにお母 さんが教員をやめて家庭に帰え っているとのことですが、現在 栃木県民生活協同組合の運営委 員長や家庭教育指導員をどの地 域活動に協力しつつ、各方面で 活躍中であるという立派をご家 庭です。 これからも風船で結ばれたふ れあいを大切に交流を続けてい きたいと思っています。 広報じょうほ<

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