広報じょうほく No.312 1988(昭和63)年 8月
12/14
東京国立博物館には、日本及 び東洋の文化財が数多く収蔵さ れ、多くの人々の観覧に供され ています。今回の東京国立博物 館巡回展では、これら孔中から、 縄文から江戸時代に至るまでの 国宝二件、重要文化財十六件、 重要美術品五件を含む貴重を美 術品二七件を選び、考古、彫 刻、絵画、書跡、工芸の各分野 にまたがり、日本の美術を概観 できるよう構成しました。 わが国の美術は極めて多彩を ものがあります。これらは大陸 文化の彰響を受けたものや、独 自の発展を遂げたものをど、各 時代、各分野において、さまぎ まな美の様相を現わしています。 日本の美術をどうぞ 町体育協会ボウリング部主催 による、夏季町民ボウリング大 会を開催します。ふるってご参 加ください。 ▼日時 しかし、一方で何れもわが国の 伝統的を美意識の流れが背景に あることも変わりありません。 今般の展観は、日本の伝統的 を美術を概観できると同時に、 名品のかずかずを充分に鑑賞す る絶好の機会ともなるでしょう。 ぜひお出かけください。 ▼場所 冠婚葬祭を簡素化しよう 呵新生活運動推進協議会では、明るく住みよい郷土づくりの一環 として、冠婚葬祭の簡素化運動にとりくみ、実践事項を申し合わせ て、町民総ぐるみの運動として推進しております。 地域住民のみなさんの深いご理解とご協力により、この主旨が徹 底されるようお願いするものです。常北呵新生活運動推進協議会 ボウリングを楽しもう 昭和63年8月28日(日) 午前10時スタート ▼会場 水戸グリーンボウル (水戸 市新原・電53-4439) 茨城県立歴史館 ▼開催期間 九月一日から三十日まで ▼入館料 大 人 五〇〇円 高大生 二五〇円 小中生一〇〇円 ▼主催 東京国立博物館・茨城県・ 茨城県教育委員会・茨城県 教育財団・茨城県歴史館 秋空に群れ飛ぶトンボ(輪蛤) は、二億年以上もの昔から地球・ 上に生息する原始的を昆虫で、 古くは「あきつ」と呼ぼれまし た。秋つ虫(秋の昆虫)を略し た言葉です。「トンボ」の語源 については定説がありません。 「トンボ返り」は、身体を空中 で回転させる軽業で、もともと は奈良時代に始まる民俗芸能散 楽の演技術の一つでした。 歌舞伎の立ち回りの「トンボ」 もその流れで、主役にかかって ゆく下回りの役者が投げ飛ばさ れる時トンボ返りするのを「ト している方 ▼参加費 高校生以下 ▼方法 ヨーロッパ▼方式 ハンディ 10〜50P ▼参加資格 常北町に在住・勤務・通学 暮‡¢■響暮 ト ン ボ 返 り 一〇〇〇円 一五〇〇円 (靴代二〇〇円別途負担) ▼申込先 町トレーニングセンター 参加費を添えて申し込む。 ▼申込期間 昭和63年8月25日 ンポを切る」といいます。 透明塁一対の簸で勢いよく飛 んでいたトンボが、急に方向を 後ろに変えたりするところから、 この言葉が生まれました。飯田 だ二つ 蛇易の俳句「いくもどり つば さそよがす あきつかを」は、 そうしたトンボの生態を的確に とらえています。 また「急用で大阪ヘトンボ返 りで行ってきた」をどのように、 ある場所へ行ってすぐに戻って くるときにも使われます。いず れにしても、はるかな歴史を背 負った表現といえるでしょう。 広報じょうほく
元のページ