広報じょうほく No.311 1988(昭和63)年 7月
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わたしは、朝起きて山の方を 見ると、何と美しいんだろうと 思います。この美しいまちをい つまでも美しく住みよいまちに 町では、未来の常北をどのような姿にしたいかを、町内の 各小・中・学校の皆さんに篤と文章で表現していただきました。 その中の最優秀作品をご紹介します。 なお作品は二か月間、町トレセンに展示しておきます。 こんなまちにしでみたいな 小松小六年 園部 幸子 しなければならないと思います。 私は、緑と花のいっばいのまち にしたいと思うのです。住んで いるまちを、 花でいっぱいにか ざりたいというの がわたしの夢です。 まム中が花の香り でいっぱいになっ て、すばらしいと 思います。 でも石塚は、常 北町の中心です。 人口や産業が集中 する所です。せま い道路や排水の悪 いまま、多くの住 宅が憩ち始めてい るそうです。だか ら、みんなで協力 して、美しいまち づくりをした方が いいと思っていま す。 それと、できれば公園もあっ た方がいいと患います。それは マンションに住んでいる人たち や、遊ぶ所がない人たちに、そ こで自由に遊んだり、自然を見 たり、心をやすめてほしいため です。でもむやみに建てられな いから、そこは建築会社や住民 と十分に話し合って考えてほし いと思います。 楽しい行事も作って、行って ほしいと思います。そうすれば 常北町のみんなの触れ合いが深 まると思います。それに今日あ ったいやなことも、楽しく参加 すれば、すぐどこかにとんでい ってしまうのではないでしょう か。 常北町には、いろいろな決ま りがあると思います。もし決ま りを、一人が破ってしまったら 他の人たちも、決まりを守らな いと思います。そんなことをし てしまったら、大変です。だか ら、常北町の決まり、もちろん 他の決まりも守った方がいいと 思います。 そして明るいまちになってほ しいと思います。それには、や っぱりみんなの協力が必要だと 思います。 こんなのがわたしの「こんな /■l\ は赤沢江の清掃作業を二回、雑 草の刈取り作業を二回実施しま したが、区内釣一〇〇戸から各 一名が出て非常に困難と思われ た作業も予定どおりすすみまし た。区民の交流の斡も広がり、 住民意識の高揚もはかられ、労 働する意義と自然環境を守り育 てる必要性が認識され、大きな 成果をあげることができました。 第二年次に入った今年は、区 民の創意工夫によってさらに環 境美化を推進するため、去る四 月二十九日には早朝を期して〃‥ アヤメ一株運動〃‥を展開し、那 珂西一区、中妻区合同で赤沢江 の湿地帯に植栽すると同時に、 夏の花カンナを、桜と桜の株間 に植えつけました。 今後の計画としては、環境美 化をさらに充失するため、秋に は空間地に菜種と花大根を播種 して、早春の菜の花、桜、アヤ まちにしてみたいな」と思った ものです。 「良いまちづくりは、できるだ け早く手をつけるほど効果は高 まります」と書いてありました。 わたしもそう思いました。 今、起こったことを実現させ るのがいいと思います。このま メ、カンナの花と順次楽しみな がら農作業に従事できるような 環境づくりを計画しています。 一方、環境美化運動は赤沢江 の整備のみにとどまらず、中妻 区内三か所に設置きれているゴ ミ収集場所についても、枠囲い によるゴミの散乱防止対策を、 区民の奉仕と不用物の持ちより 利用によって作られ利用者の当 番制によって毎月定例清掃が実 施されているなど、自主的自発 的稔意によって清潔な収集場所 が確保ぎれていることは、区民 の環境美化意識が年々高まって きていることと信じています。 これらの作業実行については 率先して区民の皆さんが参加さ れ、自らの手で植栽し自らの手 で管理する喜びを体験し、関心 を深め愛着心を湧かせ、公共の 福祉に貢献できるものと信じて います。 ちは、将来を考えてつくった方 がいいです。わたしたちも将来 は、このまちづくりに、参加や 協力をすると思います。その時 の常北町は、どういうまちにな っているのかなあと思いました。 広報じよう鹿
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