広報じょうほく No.310 1988(昭和63)年 6月
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浮巣見てゐて半顔を日にさらす今瀬剛一潮干狩みて仙人の峠越ゆ荒井煩雨柿若葉仔山羊よろりと立ちにけり加藤鉦好ふんわりと闇かつつめり白牡丹片見博たいり卜や?えま春察大漁絵馬の掲げられ鈴木きよしⅧⅡ肌加川叩Ⅱ川ⅡⅡⅡⅢ叩M川Ⅱ門川言葉の履歴書MMN則肺ⅡⅡⅡ脚ⅡⅡⅡH皿眺伽ⅡⅢⅧ「長雨もどうやら峠を越した漢字は、「山」「上」「下」をようだ」などという場合の「峠組み合わせた日本製の国字としを越す」は、物事のもっとも盛て作られたものでした。たんな時期が過ぎて、衰えを見せトウゲという日本語は、「手むけはじめたときに使われる表現で向」から変化したことばとされす。ています。旅人がここで、神にぬき山歩きで坂道を上りつめた地供える布や紙で作った幣を、道点は、そこから下りに向かう境の悪霊を防ぐ道祖神に手向け、界に当たります。「峠」という旅路の平安を祈ったところから峠を越すはなすいば田廻りの畦きはだたす花酸葉原勝男朝市にどさりと置きし茄子の苗飯嶋とみつz週末はいつも夫居て藤の花袴塚末子藤の花眼にごろごろと風入れていそくきよわつた石山に湧き出る様に蔦茂り飯村愛子母の日の母に体調いたわられ高橋芦江余生などまだ考えず燕飛ぶ小田木梅体まで染めつくしてはつつじ咲く桧山よて杉の香の箸よく割れて冷奴阿久津あい子子の声のはね返りくる初夏の山瀬谷博子どしや降りの雨上りたる謡詠涯長須きみの終日を無風で過ごす柿若葉浅野菊枝つゆぼうぼう梅雨益々夜の母子寮に子守唄吉元つるよ麦刈って来し荒声の祝辞かな竹内幸子弓雨避けて来し夏帯の赤きこと鯉洲寿美恵〈城北句会選〉付いた名称でした》たむけやま「手向山」という地名も残っていますが、タムケからトウゲに発音が変わったのは、室町時代以降のことといわれます。「山を越す」も「峠を越す」に近い意味に使われてきました。山は峠より高いとみられるだけあって、「この事件もようやく山を越えた」というように、もっとも困難な、あるいは重大な状況を乗り越えたときなどに用いられることが多いようです。唾道垂幸歳耳~声.~奉戴二言‘マニz‘や-才‘淳一一一毛毎轟塞零ゼーL-.-.…巴炉-活--号嚢=?試火・±し=..,愚.,‐具,載.当ニーご寺章津零巽竺を=載毒9一コ…亨一夏雲至夏至の日の行事をご存知ですか?、ソラマメのご飯を田の神にあげるとか、夏至に田植えをするのを忌むなどの風習が一部にあるようです。夏至はご存知のように、六月二十二日ごろで、北半球では太陽の位置が最も高くなり、昼が最も長い日です。太陽が高ければ、この時が最も暑いように思いますが、この時期の日本は梅雨寒むで天気が悪いため、日照時間の平均も冬至より短いくらいです。それで、夏を迎えたという実感がなく、行事なども少ないのかもしれません。一方ヨーロッパ、とくに北欧では、夏至には、火祭りなどの派手な行事が各地で行われます。占いや言い伝えもいろいろ残っています。111:丘の上などで火をたき、恋人同士が手をつないで、その火を飛び越えると恋が成就するとか、娘がこの夜にまくらの下に花を置いて寝ると、いい夢を見るとか、夏至の朝露はそばかす取りの効果があるとかいうものです。北欧では、夏至は白夜の季節で、こうしたロマンチックな行事にふさわしい風景が見られます。ところで、六月七日は「計量記念日」です。昭和二十七年六月七日に計量法が公布されたのを記念して設けられたもので、計量思想の徹底などが狙いです。この日は功労者の大臣表彰のほか、各地で、カボチャの重量当てなどの楽しい行事があります。’’’1時?密砕志醒君寺j戸r-F・4.雫..ごv・旦-2営陛二・.二、歩登喫輩…準置令、堅…~唾里一11---.---------一一一----.--------広報じようほく--547-
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