広報じょうほく No.309 1988(昭和63)年 5月
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力強く芽ぶいた山草は食卓に 春の香りと昧を運んでくれます。 あえものに油いために、家族そ ろって楽しめます。今号ではそ の山草の種類などをご紹介しま しょ、つ。 ◎ヨモギ(菊科・生薬名ガイヨ ウ) 別名■モチグサ、ヨゴミ、ダ ンプグサ、フツ、ヤイドグサ、 ト春の味覚ヨモギ 春の薬草あれこれ 唇 那珂西薬草会 西 野 桑草よもやま藷 また灸のモグサの材料になるの でキュウグサとも言われます。 ゼンソクにはヨモギの酒がよ く、作り方は、生の根三〇〇グ ラムを清酒一・八リットルに漬 け、半年経ってから一日三回一 回二〇∝を服用します。 健胃貧血には、乾燥したもの を煮出して服用します。 腰痛・痔の痛み腹痛には、生 業六〇〇グラムをよく煮出して 風呂に入れ、ヨモギ風呂にして 入浴します。 ヨモギ茶は、一日三回お茶が わりに飲用するとよく、胃腸の 弱い人で下痢軟便の人は、ゲン ノショウコを半々に混ぜて煮出 すと効果があります。 ◎カキドゥシ(シソ科・生薬名 連銭華) 別名カントリソウ、四月から 五月にかけて、薄紫の花をつけ ます。丸い形の葉は銭の形に似 ており、これが遮っているので 連銭草の名がついたといいます。 ′l\ 薬効は血糖降下作用で、富山大 学薬学部の吉崎先生の研究発表 によって明らかになりました。 全章を日陰干しにし、一日一五 グラムを三回に分服、気長く服 用すること.です。小児のカン、 虚弱性の子どもには、一日五グ ラムを煮出して服用する。健康 酒は、乾燥tたもの一五グラム をガーゼに包み、ホワイトリカ ー一・八リットルにグラニュー 糖一〇〇グラムとともにつけ、 三か月後に服用します。 なお、今後は季節に合った薬 草を順次ご紹介していきます。 「■‾-‾-‾■‾‾■‾-‾一‾‾■-一‾■‾‾‾---‾一 幸 t ㌧ ヽ=′ J.■事ニl三11 … 商業統計調査にご協力ください き 昭和63年6月1日は商業統計調査の日で 童 す。卸売業,小売業を営んでいる皆様を, 調査員がお伺いして調査します。ご協力く ださい。 通商産業省・茨城県・常北町 ‾‾■‾■--‾‾‾-‾■‾‾‾‾-‾! 6月1日は人権擁護委員の日 昭和24年6月16日,人権擁護委員法が施行され,国民の基本的人権を擁護し見守る,いわば民間人 による人権の番人の機関が誕生しました。これが人権擁護委員制度の始まりです。 お互いに人権を守って明るい社会をつくりましょう。 水戸地方法務局・県人権擁護委員連合会・常北町 広報じょうほ<

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