広報じょうほく No.307 1988(昭和63)年 3月
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昭和六十二年度における一般 診査は、健寮に関する意識の高 揚等により、受診者は二四八九 名、受診率六八・三パーセント でした。 検査結果からみると、何らか の所見が約半数の方にあり、特 に血圧に異常のある方が、、高血 圧域、高血圧境界域を含めて、 有所見者全体の七九・六パーセ ントの高率を示しています。 血圧については、その日ごと に変動がありますのでいちがい に言えません。しかし、当町の 脳血管死亡率は、別表で見ても わかりますが、全国、県平均に くらペて非常に高率で、相互関 係にあることがわかります。 高血圧の主な原因は、塩分の 過剰摂取を長期間続けることが 大きく影響します。どのくらい の味が望ましいか、今後、地域 別に減塩食普及教室などを開催 しますので、ぜひ参加していた だき健東的を生活ができるよう 心がけてください。 では、一般検査の結果を表に 示しましたので、これらをよく 血圧に異常が79% ごらんにをり、あをたの健康保 持のための資料として役立てて くだきい。 年度 対 象 者 受 診 者 受診率 58 2,707人 1,692人 62.5% 59 3,841人 2,166人 56.4% 60 3.856人 2,418人 62.7% 6l 3,842人 2,569人 66.9% 62 3,646人 2,489人 63.3% 1.→般診査対象者条件 (老人保健法による。) a.年齢40歳以上の者 b.医療機関等に入通院 していをいこと c,勤務先等で受診して いをいこと 脳血管疾患死亡状況 種 別 58年 59年 60年 脳血管疾患 17(16.8%)人 21(20.6%)人 16(18.2%)人 悪性新生物 27(26.7%)人 18(17.6%)人 18(20.5%)人 内 2 3 肝 ロ 3 0 訳 肺 6 5 2 心 疾 患 24(23,8%)人 25(24.5%)人 18(20.5%)人 そ の 他 33(32.7%)人 36(35.3%)人 36(40.9%)人 総 数 101 人 102 人 88 人 年 国 県 常北町 57 125.0人 159.0人 173.5人 58 122.8人 145.3人 155.0人 59 117.2人 147.0人 190.9人 60 112.2人 133.3人 150.0人 一般的に、日本人の正常体軸 は三十六度から三十七度の間と されていますが、何らかの原因 で寒冷にさらされ、体温が三十 五度以下に下がってしまった状 態が偶発性低体温症です。体温 が下がってくると震えがきます が、三二二二度より下がると体 のすべての機能が低下しはじめ ます。心臓の拍動は遅くをり、 意識はもうろうとし、やがてこ ん睡状態となり、死ぬ人も出ま す。また、肺炎、低血糖、すい 炎、じん不全をど、さまぎまを =霹†■だ■り= 肥 満 を 人間の体に占める脂肪の割合 は、普通一六〜一八%です。こ の脂肪の割合が増え三〇%を超 えた場合は肥満と呼んでいます。 脂肪がつく場所は、主に皮下 組織です。ふとるということは、 = ■ ロ江華= 偶 発 性低体 温 症 合併症がみられ、これが命とり になる場合も少をくありません。 低体温症は、いわゆる凍死の 一歩手前で、山や海での遭難の ときによく起こりますが、日常 生活の中でまず注意したいのは 酔っぱらったりして屋外で寝込 んでしまうこと。また、一人暮 らしのお年よりでは部屋が冷え 込んでも厚着をするをど、防御 行動がとれをい場合もあるので、 まわりの人が気をつけてやる必 要があります。 ここにある脂肪細胞が増えたり、 一▲つ一つの脂肪細胞の大きさが 大きくなることをいいます。そ の脂肪のたまり方によって図一 のようを三つの型に分けられま す。 考 え る 広報じようほ<

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