広報じょうほく No.307 1988(昭和63)年 3月
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去る二月二十四日、町トレー チノグセンターで、第二十七回 目を迎えた「みんをで行う社会 教育の集い」が開かれ、「子供 の健全育成のために家庭教育は どうあるべきか」をテーマに、 事例発表と意見交換が行われま した。 事例発表では、石塚小六年の 川嶋裕美さんはじめ、青山小の 永山明美さん、常北中の弥生隆 明、加藤木正志、大津瑠美子さ んら五名の方と、父兄代表では 浅見和子、大越さき子、加藤喜 美子さんの計八名の方々が登壇 し、それぞれの家庭や家族、し つけの問題をどについて訴え、 参加者も、家庭のしつけ、あい さつ、手伝い、小遣いをどにつ いて活発な話し合いを繰りひろ げ、盛会裡に終了しました。 また、これに呼応して常北中 二年生全員を対象としたアンケ ートも行われましたが、この結 果は別表のとおりです。 この結果表からは、この年代 父との会話あまりない〃‥ の子どもたちは、家庭や家族に 対しどのようを心情を抱いてい るのか、どのようを考え方をも っているのかがわかってくるよ 表1.あなたは家の人と、一日平均(土・日を除く)どのくらい会話をし ますか。 ア(ほとんど話さをい) イ(10分未満) ウ(30分未満) エ(1時間未満) オ(1時間以上) % 「私の家庭」 アンケートから 男 ア 33 イ16 ウ 24 ユ10 オ17 (∋父 親 女 ′ 35 イ 23 ウ 24 エ11 寸7 男 ア15 イ20 ウ 24 エ16 オ 23 ②母 親 女 7 8 イ10 ウ 31 エ18 オ 33 うな気がします。みんをで話し 合い考え合う最適の資料でもあ りましょう。ご活用ください。 男 ア 53 イ14 ウ19 司 勺0 ③祖父や祖母 女 ア 78 イ 22 ウ18 白 4 オ10 両親、楓父や 71 イ9 ウ7F7 奄 ④祖母以外の保 護者 女 78 イ10 ウ 」二 年 男 ア17 イ16 ウ 26 エ18 オ 23 ⑤兄 弟 姉妹 女 / 7 イ14 ウ10 コニ 23 オ 46 表2.あなたにとって「家庭」ということばは、 どんな意味をもっていますか。 日本各地の山野に自生する キク科の多年草。春早く、大 形の包棄に包まれた花穂、す べて根出稟で、これを”フ キノトウ〞といい若いものは 食用に併されます。 花のたよりとともに二気に 春がかけよってくる今日この 頃ですが、陽だまりのよい農 家の廃さきをどには、春の訪 牽 春の使者蕗のとう れを告げる蕗のとうが、そこ ここに顔を出し、行きかう人 の心ををごませています。 昔から、山菜としてひろく 賞味されてきたもので、耐寒性 が極めて強く、厳寒の風雪に 耐えて年を越し、春遅しと顔 を出すこのフキノトウ、自然 界の営みの偉大さには、人間 社会も顔まけの感があります。 広報じょうほく
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