広報じょうほく No.306 1988(昭和63)年 2月
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っ透 そうあん とし 蒜をく老い草庵の年用意 1. 荒井 頒雨 か阜 山人りのを目当ての烏来る 加藤 鉦好 L一ヽ 寒雀衆をたのみて群れしのみ 片見 博 初かもめ船と揺れ居る歩み枝 鈴木きよし 霜枯れの欝吹官ゐて晴天 原 勝男 餅花の明るく揺れて乾きけり ・よし 高橋 芦江 はう象め 正月が来るから着日をたたせ いそべきよ 焚火消す一瞬顔のほてりけり 瀬谷 博子 椿咲くとつい声が出て海の歌 鹿児島県出身の酒井某(年令 五十歳代、男、自称僧侶)が交 通安全祈願と称し、祈願文を書 かせてお布施を詐取する被害が 千葉県内の市町村で起こってい ます。 千葉県警の調査によれば、住 所不定のうえ詐欺前科があり 今瀬 剛一 「十数年前交通事故で妻子を亡く くし、その後出家して四国四八 カ所巡礼のうち、富山、秋田、 山形をど各県を回っている」模 様です。 茨城県内にも近く回ることも 考えられるので、被害に合わを いようご注意ください。 かっそう 滑走する白鳥も居て藻のみどり 飯嶋 とみ ふどり児の名も書き添えて賀状 くる 桧山 よて 餅焼けて男ばかりの靴並ぶ 袴塚 末子 女正月たずね来し友若かりし 小田木 梅 雪時の母はうつろに眠るだけ 長須きみの ずっしりと鋸のひかり初仕事 飯村 愛子 どの町の正月も見え鈍行幸 阿久津あい子 新年号とどきて山の晴れわたり 浅野 菊枝 シクラメンまだまだ積まれ白肌 竹内 幸子 着 掃く帯とめては冬の声を出す 吉元つる代 夢買ひに出て純白のショール買 ふ 鯉渕寿美恵 (城北句会選) も 一八八平方メートルの規模をもつこの施設、ステージ 付き多目的ホールや和室、料理実習室、談話室を完備し、 那珂西二区集落 センターが完成 地域のコミュニティづくりの 拠点としての施設、那珂西二区 集落センターがこのほど完成し、 全区民総参加による竣工式が挙 行され、活動を開始しました。 区民の生産活動や教養文化の拠点として、 熱い視線が注 ▲工事が竣工し動き出した那珂酉2区集落センター 第三四回の愛の献血は去る一月二十一口に実施 されましたが、今回は初の試みとして、石塚交通本 社前街頭と役場前、午後は常北高校で行い、一般 の方々や多くの高校生から、あたたかいご協力を 賜わり、たくさんの採血をさせていただきました。 輸血用血液の不足する昨今ですが、交通事故に よる負傷者や病気で苦しむ多くの方々を救護する ための大きな支えとなりました。ちなみに、今回 は十一名の方から四〇〇CC献血のご協力をいた だきました。 愛の献血に多数の方が協力 一採血する献血協力者
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