広報じょうほく No.305 1988(昭和63)年 1月
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最近、金砂郷村周辺で、漏電り暮らしのお年よりの家を訪ず検査員と名乗る二人組が、ひとれ、検査を装って金品を盗むと抄配備された日赤車ボー》/活動:ふるさとグ雁/-ン活動、そして郷土玩具づくり伝承などを通して、それぞれ、地漏電検査員を装う男にご注意日赤救援車を配備日本赤十字茨城県支部(支部長・竹内藤男)から、去る十二月二十一日、日本赤十字常北町分区に、日赤救援車(トョタカローラ-.一三○○壁が配備されました。これは、本年度の日赤社員募金が、みなさんのご協力により好成績で終了したこと、及び、日赤配備計画によるもので、今回で四台目の救援配備となったものです。改めて、町民のみなさんのご協力に対し厚くお礼を申しあげます。日赤常北町分区では、今後災害救援活動をはじめ、各種赤十字活動など福祉行政推進のため活用をはじめました。域の子どもたちとの交流を深めています。◎竹幕二○本一安渡加倉井高之介様一一一.ゆず三五○個一一山方町汀七三様一山方町長沢の坪さんは、やま一ゆり荘のゆず風呂祭りの際に使一ってくださいと寄付されました。一一いう事件が多発しています。||東京電力の名をかたり、一人一が屋内配線の検査をするためと一一一称して家人に案内させて注意を一一一一引きさせ、そのスキにもう一人一一が現金や貴重品を物色して盗む一という巧妙な手口です。東京電力では、屋内配線の定期検査は二年に一度、常陸大宮ゞ営業所の職員が一名で各家庭を一訪問して実施しています。服装は、紺色の制服を着用し、一胸に東京電力のマーク入り名札をつけております。怪しいと感じたときは、服装一を確認し身分証明書を提示する一一よう告げてください。不審の際は次へご連絡くださ-い◎▼東京電力常陸大宮営業所電○二九五五’二’二三五一一寄付のご紹介本土では味わえないかずかずの料理をいただきながら、ありし日の懐古談に夜の更けるのも忘れて花を咲かせた。明けて十八日、熱帯植物を各所に配した広大な大浜海岸植物公園、大島の歴史を知る史料館を見学、海岸の熱帯魚やサンゴ礁が見られるグラスボートでの湾内一周、毒蛇ハブとマングスの格闘を実演するハブセンター、伝統を誇る民芸品大島紬の販売所を見学した。次いで十九日、つきぬ名残りを借みながら奄美大島に別れを告げ、折角の機会を利用して南九州を見学した。中でも、すべての私情を断ち切って短かい青春を国の守りに殉じていった若い特攻隊員の冥福を祈るため念願の知覧飛行場あとを訪れることができ感無量であった。今は整然と刈込まれた知覧茶の畑、これがかつては爆音に明け暮れた本土防衛の最前線基地とは思えない静かな田園風景である。隊員の霊をまつる慈母観音に花束を供えて冥福を祈る。かたわらの池村君も少年飛行兵出身だけに感銘深く一筋の涙が光っていた。戦後四十二年、つらく悲しかった戦争のきすあとも忘却の彼方に押しやられようとしているが、この繁栄と平和は幾百万の犠牲の上にあることを忘れてはなるまい。この度の郷土訪問と特攻基地訪問は私にとってかけがえのない旅であり「美しい風景よりも、人の心にふれたい」という曽野綾子の言葉のように、温かい人の心にふれた郷土訪問の旅の思い出として人生航路の忘れられない一つのものとなった。国保税の納税相談日毎月1日~10日まで(土曜の午後・日曜・祝日は除く、!保険税は納期内に納めましょう7広報じよ-うほく-471-
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