広報じょうほく　No.301　1987（昭和62）年　10月

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さて今の世代は「嫁が姑で、姑 が嫁だ」などといわれている今日 この頃ですが、過日の敬老の日に はたくさんのお年寄りがおいでに なって、子どもたちの演技を楽し そうに観ておられました。いささ か安どの胸をなでおろしたところ です。いくら民主々義といっても 親があっての子だと思います。親 は親としておくのが嫁の立場では ないでしょうか。 過日、テレビで放映されました が、育歳までも長生きしている老 人の家庭は実に円満で、雰囲気が 常北町営住宅は昭和三十六年か ら建設がはじまり、住宅に困窮し ている方々に対して住居を提供し てまいりました。現在では全町に 二八九戸が完成しています。今号 では、その人居基準についてお伝 えします。 ▼入居基準 入居基準は常北町営住宅管理条 例第七条第一項に規定する次の各 号に掲げる老について選考が行わ れることにをっています。 ①住宅以外の建物若しくは場所に 居住し、又は保安上危険若しく は衛生上有害な状態にある住宅 に居住している者。 町営住宅の入居基準は よく、おぼあちゃん、おじいちゃ んに親切にしてあげており、何ん の心配もない人が多いようです。 いやがらせをしたり、相手にしな かつたりすると、つまらをくをっ て自殺をどする老人も出てきます。 私も老人の一人ですが、やさし い言葉でもかけてもらうと非常に 好感をいだきます。たとえできを くても、何か役に立ちたいと思う ようにをります。若いときは十分 に働いたのですから、親切にして もらいたいものです。 若い人だっていつかは老人にな ②他の世帯と同居して著しく生活 上の不便を受けている者。又は 住宅がないため親族と同居する ことができない者。 ③住宅の規模又は聞どりと世帯構 成との関係から衛生上又は風致 上不適当な居住状態にある老。 ④正当を事由に困る立退の要求を 受け、適当を立退先がをいため 困窮している老(自己の真に帰 すペき事由に基づく場合を除く) ⑤住宅がをいために勤務場所から 著しく遠隔の地に居住を余儀を くされている者。又は収入に此 して著しく過大な家賃の支払い を余儀をくされている者。 るときがきます。子どもは親のや ることをよく見ています。自分が 老人をよくしておけば、やがて年 をとってから子どもによくしても 茨城県青年団体連盟が主催する 「茨城県中堅青年海外派遣」青年 のつばさの海外研修に参加できた ことは、自分にとって非常に有意 委副 ⑥前号に該当する老のほか現に住 宅に困窮していることが明らか を者。 ▼町長は同条例第七条第四境の定 めによって委嘱された入居者選考 委貞会の意見を聞いて住宅困窮度 の判定基準を定めて入居者を決定 することに定められています。 ▼常北町営住宅入居者選考委月 委員長 松崎 利治 町営住宅の入居者は以上のよう に公正・公明・慎重に審儀されて 決定されています。 実り多き海外研修 石塚 増 井 栄 貞 江幡 勲 杉山 栄 荒井 伸男 浅野 武一 森島一二 大越 猛 内藤 哲夫 河原井昭三 所 周造 猿田 道夫 田上 浮 義をことであった。それは、今ま で机上でしか知ることのできをか った外国の文化や歴史、あるいは 国民性や生活様式の違いをどを、 実際に見たり体験することができ たということと同時に、今まで気 づかをかった日本の良さを知るこ とができたからである。 ソ連、フランス、イタリアの十 二日間の研修は、歴史を背景とし た壮大を建物や優雅な国民性など、 各国の特徴が街並みや人々の生活 の至るところに表現されていて、 一日一日が驚きの連続であった。 中でも印象深かったのは、交流会 を通して訪問国の青年と話をする ことができたことである。そこで は、国内ばかりでなく国外の動向 にも深い関心を示していて、世界 の中での自分の位置というものを 常に考えているというような青年 や、外国語にも精通しているとい うだけでをく、学校卒菓後も働き をがらビジネススクールをどに通 い、実社会に役立つような実践的 ( らえるわけです。 どうか若いお嫁さんたちは、こ れが自分の役目だと思って老人を 親切にしてあげてください。 を学閥を身につけるペく努力して いるというような青年に会って、 自分の生活態度を考えさせられた りもした。 訪問国での視察や交読会、ホー ムステイなどの研修を通し、多く のものを得ることができた海外研 修であったが、団体行動の難かし さを知る一方、他方では人と人と のつをがりや温かさをど、他にも 多くのことを学ぶことができた実 りある研修であった。この青年の つばさによって学びとったことを、 より大きく幅広いものにできるよ う試行錯誤を繰りかえしながら、 今後の職域や生活に生かしていけ るようにしたいと考えている。 一交歓会の席上、 広報じようほ<

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