広報じょうほく No.299 1987(昭和62)年 8月
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那珂西地内赤沢江附近と増井地内藤井川河川敷に、大量のゴミの不法投棄がありました。を受ほる習慣をつ歴ましよう書検診を受けると精密検査が必要といわれる人が、七人に一人ぐらいの割合いで出ます。その中で胃がんと診断されるのは一四五人に一人ぐらいといわれrいます。しかもゴミ不法投棄の撲滅を現在、不法投棄した者を警察の方で調査中です。町でも、このような不法投棄に発見されたがんのうち半数は「早期がん」で、大部分が治るといわれていますので、ちゅうちょせず、できるだけ早く精密検査を受けてください。▲河川敷に不法投棄されたゴミのLhこのような不法投棄については目を光らせているところですが、町民の方々のご協力がなければ容易に発見することはできません。もし、不法にゴミを投棄している現場を発見した場合は、警察署または町役場へご一報くださるようお願いします。ゴミの不法投棄は刑法により罰せられます。ご注意ください。▼常北警察官幹部派出所電八八’二○○六▼役場保健衛生課電八八’三一二内線五○私たちをとりまいている海や川湖沼などの自然環境は、現在、必ずしもすべて良好なものとはいえません。そこでプールが人々の水泳の場として果たす役割は、これからもますます大きくなることでしよ壱フ。人工的に作られたプールは、比較的安全ですが、安全性を過信することは禁物です。また、プールは人為的に水質を管理するので、その管理が適切に行われないとプールの入泳によって病気が流行することにもなります。○プールで感染する病気プールに関係する病気といってもさまざまですが、大きくは次の二つに分けることができます。まず一つはプールに入ることによって、もともとかかっていた病気が悪くなる場合、もう一つは、プールの水やプールサイドにいる病源菌に感染する場合です。本人の体の具合が悪いときや治療中の疾患があるときには、水泳水泳ブールの衛生を考える夏本番、・水泳の季節まっただ中です。水泳は全身運動であり、はだかのスポーツですから、バランスよく筋肉を動かし、心肺機能を高める理想的な運動として、また心身を爽快にさせるレクリエーションとして広く愛好されています。今月は水泳プールの衛生について考えてみたいと思います。殿無電をやめるのはもちろんのことですが、本人に自覚症状がないような場合にも、本人だけでなく、周囲の人がチェックすることも必要となります。水泳は体が冷やされるので、心臓など循環器系に故障のある人は特に注意が必要でしょうし、眼や耳、皮膚などの疾患の中にも、水泳によって悪化するおそれのあるものも少なくありません。アレルギー性鼻炎などのように治療に水泳が有効とされる場合もありますが、なかには、水泳によってアレルギー症状がひどくなる場合もあります。個人によって条件が違うので、それぞれの人の疾病の種類、症状に応じて、専門医に相談しながら、水泳を楽しむこ癖とが大切です三次に、プールで感染・発生する病気について考えてみましょう。プールは大勢の人が同じ水に入るので、その中に一人でも、伝染性の疾患をもつ人がいると、プールを利用した人たちに感染する可能性があります。ウィルスによっておこる目や皮膚の病気は、特にこの危険性があり、注意が必要です。アデノウイルス、エンテロウイルスによる、いわゆる〃ばやり目“は、伝染性も強く、なかでも咽頭結膜熱は「プール熱」として知られています。皮膚疾患についても、水痘、風疹など、ウイルス性のものや、とびひ・たむし・水虫、さらには頭しらみなど、伝染するおそれのあるものについては注意が必要です。これらの疾患をもっている人が水泳しないことはもちろんですが、自分でもっていないと思っている人も、プールに入る前と後に、念入りに体を洗い、プールにウイルスや病源体をもち込まない、もち出さないよう気をつけなければなりません。お互いに注意しあって楽しい夏をすごしましょう。▲今年は125個の花・見事に咲いた山百合(勝見沢・石井富雄さん宅で>広報じようぼく-405-
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