広報じょうほく No.299 1987(昭和62)年 8月
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桐原氏民間自治功労で表彰前常北町区長会長でありました石塚下町の桐原保巳さんは、このさらに、幼児に集団生活を経験させ、健康で安全な日常生活の習慣と自主自律の精神を養うために幼稚園が必要であることを唱え、昭和四十五年四月、町立幼稚園を開園し、幼児教育の振興に努力されました。また、学校教育にとどまらず中央公民館及び地区公民館の整備、昭和六十年二月には農業者健康管理トレーーラグセンターを建設し社会教育の振興にも大きく貢献されてまいられました。昭和五十四年三月、三たび町長に就任し、長年にわたり培われた政治感覚とその人格手腕をもってほど:茨城県町村会長から、民間自治功労者として表彰されました。桐原さんは、昭和五十二年四月から十年間にわたり、石塚二区区長として区民と町とのコネクターとして、円滑な行政推進のために尽力されたのをはじめ、昭和五十八年四月から四年間にわたっては区長会長をつとめられています。そのほか、町都市計画審議会委員等としても巾広く活躍されており、それらのご功績が認められ、このたびの栄誉となられたものです。心からお祝いを申しあげます。町民の生活に直結する基幹的な諸事業を驚異的テンポで次々と軌道にのせ活躍されてまいられましたが、昭和六十二年三月任期満了により勇退されました。このように温厚誠実にして責任感強く、沈着にして冷静な判断、そして長期的視野に立ち、地方行政の振興に努力された功績により昭和五十五年十一月、勲四等瑞宝章の栄誉に輝いております。常北町では、去る六月の町議会定例会の席上、常北町名誉町民条例の規定に基づき、万場一致で大高氏を名誉町民にご推挙いたした次第です。青少年を健やかに育てるために区民の会が結成され、そしてまた町民会議の結成へと、町ぐるみでよい子を育てるための諸施策が実施されている常北町″私たち婦人防火クラブも石塚三区西区区民の会と協力し合って、少しでも子どもたちの健全育成、特に防火思想の普及に役立つよう努力したいと考えております。私たちが生活するうえで、火は欠かすことのできないものです。火を扱う機会の最も多いのが、家庭の主婦でありましょう。毎年の火災統計をみますと、全火災の約半数は建物火災で、そのまた半数が一般住宅となっています。常日ごろ家庭の火元責任者の役割を果たしている主婦の注意と、火災予防の知識があれば、火災はかなり減少することが期待できます。尊い人命と、貴重な財産を守ることができます。そこで、本年度は小学生の防火意識の高揚をはかるため、防火ポスター及び防火標語を募集して、これを有効に活用することにより、一般家庭の火災予防思想の普及徹底をはかりたいと考え、さっそく石塚三区・西区の区長さん、石塚三区子ども会育成会の会長さんたちと協議して要項を作成し、石塚婦人防火クラブ近況報告三区・西区区民の会の小学生を対象に、ポスターと標語を募集することにいたしました。去る、七月二十三日、トレセンにおいて、映画会を開催しました。このような行事は、初めてなので出席率が心配でしたが、育成会長さんの引率のもとにたくさんの児童たちが集まりました。ポスター標語の募集について説明すると、うなずきながら静かに聞いているのに驚かされました。次に、映画をいたしましたが、これまた静かに観ているのには感激でした。早速石塚区民の会の事務局に結果を報告し、石塚三区の児童達にほめのことばをかけてくださるようお願いした次第です。映画から火災の恐ろしさを知りまた、火災予防の知識が少しでも理解していただけたらこんな幸せなことはないと思います。現在、幼年、少年防火クラブが各市町村に数多く誕生し、子どもの火遊びが減少しているのが実態です。子どものときから火の恐ろしさを教え、火災のない常北町にしたいと強く要望してやみません。会長大内わくり|毛旨藤毒輔||●コサ払いの励行にご協力ください。||’提唱建設省1’’------国保税の納税相談日毎月1日~10日まで(土曜の午後・日曜・祝日は除く)保険税は納期内に納めましょう広報じようほく-401-
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