広報じょうほく No.299 1987(昭和62)年 8月
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九月二.一.白から二十六日は動物愛護週間です。一」の機会に、人と動物との〃いい関係〃について考えてみようではありませんか。「飼えなくなったあなたのペット、もらい主を責任をもって探しますI」・最近、こんな宣伝文句を使ったペット引き取り業者によるトラブルが、(財)動物愛護協会に持ち込まれるそうです。まだ子猫だとばかり思っていたら、五匹も出産。知り合いにもらい手はないし、捨てるのは法律で禁じられている。保健所で安楽死というのもしのびない.…・・・・.。こんな飼い主の心理を逆手にとった新種の商売です。「必ずもらい手を見つけ出し、相手の住所と証拠の写真をお届けします。万一、もらい主が見つからなければ、私たちが一生面倒を人と動物とのいい関係とは見ます含つきまして健談き取り料、不妊手術代、エサ代の合計○万円をいただきます」こんな言葉を信じて任せたものの、その後、業者からの連絡は一切なし、かわいいベットの安否が気になり、問い合わせてみても、業者の応対はちゃらんぽらんで、ペットはついに行方不明……。飼い主のほうにも、一度は飼育を放棄した後ろめたさもあってか泣き寝入りしてしまうケースがほとんどのようです。動物愛護のもとに営利をむさぼる業者は許し難いものですが、飼い主にも責任がなかったとは言い切れない状況があるようです。私たちは、ただ好きだから、かわいいからといった単純な動機だけで動物を飼うべきではありません。飼うならば最後まで、という今まで保健所で行(-ていた犬、ねこに関する困りごと、相談、引き取り、岐傷事故等、動物関係の業務は、動物指導センターが行う強い自覚と責任を持ちたいものです。また、不必要な繁殖をさけるためにも、ペットの不妊・去勢手術はできるだけ早いうちにすませておきましょう。ところで、最近は動物を飼うのが難しい時代である、といわれています。たとえば、団地やマンションなどの集合住宅では、騒音・悪臭といった問題から近隣とのトラブルが予想されます。また、家族の数が少なくなり、外に出て働く人が増えたため、犬を散歩に連れていくことなどもおざなりにされがちです⑨飼い主がペットの生理、生態、習性などをよく理解して、ペットが不必要な苦痛を受けないように飼育することが動物愛護なのです。九月二十日から二十六日までは「動物愛護週間」です。これを機会に、動物の正しい飼い方や人間と動物との関係について、みんなでもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。犬猫業務は動物指導Cで一を解決するよう考えていかなけれ一ぱなりません。一では、土地区画整理事業とはど-のようなことかといいますと、宅一地の利用増進と道路、公園、水路雫一等の公共施設の整備、改善をはか・一るため、土地の区画形質の変更や一公共施設の新設・変更を行い、健全な市街地を造成して、公共の福一祉を増進する事業です。》すなわち、市街地または農地などの末整備な状態の地区を選び、}これを健全な市街地とするため、》地区内の公共施設群の整備と宅地一の交換分合、整頓を行うもので、その整備水準の向上のなかで、宅地から公平に土地を提供していただいて、生活に直結する公共施設一を生み出す仕組みです。一この際、土地利用、道路、公園一下水道などの都市計画にあわせて一区画整理の設計図をつくり、公共一施設の規模、配置を適正に決定す一渥鍵銅誰酢雪壁弛非適鉦維蓉塵娠、一っていきます。従って個々に公共・一施設を買収し建設する場合に比べ、ことになりました犬は、法律によって“放し飼い〃は禁じられています。もし、犬を飼えなくなった場合は、毎週水曜日、午前九時三十分に回収車が町役場へ来て引き取りますので、時間までに搬入してください。▼動物指導センター笠間市日沢四七電○二九六七’二’一二○○用地の取得に関し、待定の地権者だけが犠牲になることなく、地区内の住民の方の公平な負担のもとに、公共施設の整備と宅地の利用増進ができ、地区全体が整備されることになり、土地の提供によって土地所有面積が減少しても、宅地としての環境、利用面が改善され地価が上がることになります。広報じようほく-399-

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