広報じょうほく No.298 1987(昭和62)年 7月
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抄広大な面積をもつ十万原古内大杉畦子は古内地区住民の強い発屈伝承運動が実を結んで復活したもので、昭和六十年七月二日の「科学万博常北町の日」における発表も大成功をおさめました。これを契機として、地域をあげて保存伝承にとりくみ、昭和“年6月皿日には「古内大杉唾子保存会」が結成され現在に至っています。古内大杉畦子の発祥は、稲敷郡桜川村阿波の大杉神社の大杉信仰にはじまります。笛や太鼓で踊り、辻々を練り歩いて悪病を退散させる磯子として伝わってきています。古内地区にはいくつかの大杉神岨うそう社が紀られでおり、古くから庖漬除け、五殻豊穣が祈願され、この常北町老人医療の事務取扱上必要な様式等の改正に伴う細則の一部改正です。篇北町建設工事執行規程常北町が施行する建設工事の執行について必要な事項を定めたものです。括北町水道事業会計規程常北町の水道事業の会計事務の処理に関し必要な事項を定めたものです。意北町水道事業給水条例施行規程悪霊町指定無形文化財に信仰とともに大杉雛子などが伝わり演じられてきましたが、昭和加年代に途絶えてしまっていたもの常北町水道事業給水条例に基づき、条例の施行について必要な事項を定めたものです。昭和伽年度常北町明許費繰越計算書昭和田年度常北町一般会計予算中、土木費、教育費、災害復旧費に予算計上された事業の一部を明許費繰越したものです。〈例月出納検査報告〉四月九日、五月十五日及び六月十六日に執行した例月出納検査について報告したものです。です。今年に入り、発堀された伝統芸能を永く保存し後世に伝えるうえからも、法的な措置を講じて伝承することが望ましいのではないかとの発想から、町教育委員会が町文化財保護審議委員会に諮問した結果、同審議会は、町文化財保護条例第四条第三項の規定に基づき、本年三月二十六日をもって「常北町無形民族文化財」として指定するよう答申があり、同年四月二十八日付けで常北町無形民族文化財第一号として指定されたものです。これで、町指定の有形無形文化財は全部で十件となりました。現在、古内小学校では四・五・六年生が主体となり、PTAも含む総勢およそ八○名が、毎週土曜日の夜、古内小学校体育館に集ま▲指定書をうける代表者し熱のこも(罫↑た練習風景り大太鼓・小太鼓・笛・ダル・倉ね鉦を打ち鳴らし、みごとなハーモニーを奏でながらの練習に余念がなく、身ぶり手ぶりよろしき踊りにもますます拍車がかかって、地域住民から、今、あついまなざしを受けています。また、今年八月二十二日に大洗町で行われる第四回磯節と民謡民舞こども大会への出場要請もうけており、その大会出場へ向けて熱のこもった練習が続けられています。広報じようほく-385-
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