広報じょうほく No.297 1987(昭和62)年 6月
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東海地震の予知がとりだたされているなか、今年に入って北海道東岸、岩手県沖、福島県沖、宮崎県東岸と、すでに五回も震度五(強震)の地震が発生し、人々を不安がらせています。さて、地震で恐ろしいのは何でしょうか。家屋の倒壊、海岸部での津波はもちろんですが、何といっても火災の発生です。関東大震災(大正十二年)では三一万六○○○戸、約三八三○ヘクタールが海岸近くの森林峰海からの強い風や砂が農地や家屋に吹きつけるのを防ぐ、つい立ての役割を果たしています。○水害防備保安林河川の氾濫による被害を防ぐ○潮害防備保安林地震を感じたら火の始末焼失し、死者九万九三三一人:行方不明者四万三四七六人を出すなど、その数字が被害の大きさを物語っています。それでは、火災を出さないためにはどうすればよいのでしょうか。それには、あわてずに火を消すことが第一です。地震は、大きなゆれが来る数秒間前に、カタカタとゆれるような初期微動という小さなゆれが来ます。このときに火を消してください。大地震のときは、塩分による農作物の被害や津波、高潮による被害を防ぐ○干害防備保安林かん澱用の溜池などの水がれを防ぐ○防雪保安林吹雪から鉄道や道路などを守る○防霧保安林海から霧が流れ込むのを防ぎ、農作物を守る○なだれ防止保安林なだれの発生や被害を防ぐ○落石防止保安林落石による危険を防止するこの数秒間の判断と行動が被害をくい止めるカギとなります。事実、最近の宮城県沖地震(昭和五十三年)や日本海中部地震(昭和五十八年)では、火災の発生件数が一桁に止まったのも、住民の冷騨な判断と行動によるものであったことが実証されています。日ごろから、小さな地震でも火を消す習慣を身につけるとともに、万一の出火に備えて消火器や水バケツ等を用意し、家族ぐるみで出火防止につとめましょう。○防火保安林火災の延焼を防ぐ○魚つき保安林魚のせい息や繁殖を助ける○航行目標保安林船の航行の目じるしとなる○保健保安林森林レクリエーションの場となる。また、空気をきれいにしたり、騒音を防いだりして生活環境を守る。○風致保安林名所・旧跡などの景色を保存する町民の皆さんが役場においでになったとき、より利用しやすいようにとの配慮から、去る六月一日から庁舎内の各課局の一部配置がえを行い、別表のようにいたしま=庁舎内の配置を一部変更(2階)した。お間違いのないようご利用ください。なお、三階には議場、議会事務局、各会議室が配置されていますが変更はありません。三1階一’3広報じようほくき-373-wc名工-議室書I更衣室休憩室lIIIl町一長室^r力ウン夕I亜鳥塁晶旦員育委員会部事務組合市計画課画財政課務課口風〃唾弓ヨ|肺W(西th入口出納室字母・二一I州町民皇ロッカー室・書庫北出入□

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