広報じょうほく No.296 1987(昭和62)年 5月
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私たちは日常の生活のなかで.いろいろな文書を作成したり、もらったりします。これらの文書の中には領収書をはじめ金銭の借用証書、不動産売買契約書、家を建てるときの建築請負契約書、毎月の地代や家賃を支払うときの受取通帳、手形、商品券、委任状など印紙税のかかるものがあります。印紙税が課税される文書は二五種類に分類されており、その文書を作成した人が定められた額の収椿咲くとつい声が出て海の歌今瀬剛一夜桜のぼんぽり湖に列をなし荒井煩雨パック詰め五つが限度柏餅加藤茶坊鳥雲にひたすら沼のねむきかな片見博I灘の悪I《常兆俳墳領収書や契約書と印紙税。〃圭宙毛、財(《《等未黒野の土手やはらかく駆け登る原勝男せんそう船鎗の奥まで春陽とどきけり鈴木きよし《もチューリップ土の力の張れり飯村愛子孫たちに囲まれてみて花疲れ浅野菊枝みやzどこよりか深山つつじの匂ふ風呂吉元つる代凸か桃咲いて仕事終りの灯り消す袴塚末子《訂の一筒に足もつれては鍬つかふいそべきよ入印紙をはり、文書と収入印紙の両方にかかるように消印をして納めます。なお、印紙税がかかる文書かどうかは、文書の標題や名称に関係なく、その文書の内容によって判断します。収入印紙をはらなければならない文書に、収入印紙をはらなかったときや、たとえ収入印紙をはっていても、納めるべき印紙税の額よりも少ない額の収入印紙しかは水個れの池に水欲し雪柳飯嶋とみU層スカートの壁まつすぐに一年生長須きみの宜がい夜桜の彼方の闇は魔界かも阿久津あい子朱印帳順に重ねて花の寺高橋芦江呼びに出て蝶も来るパン焼ける頃竹内幸子酢島○解切子の声の妙に響きて蕨狩瀬谷博子遠くばかり見てゐしが蛇六を出づ鰹測寿美恵〈城北句会選〉っていないときは、はらなかったり不足している印紙税額の三倍に相当する額(最低額一○○○円)の過怠税がかかります。また、正しく収入印紙をはっていても消印をしなかったときは、印紙税額と同額(最低額一○○○円)の過怠税がかかりますので十分注意して正しい印紙税を納めてください・文書を作成するときに、印紙税がかかるかどうか、また、税額はいくらになるのかなど、お分かりにならないことや、もっと詳しく知りたい場合は、遠慮なくもよりの税務署や税務相談室でおたずねください。p=函窪:…且㎡‐‐,,ー~之凡審ルェ㎡岩ぷq〃-』割止1.‘毎"発輪雰身:幸壷捨墾瞳オー廷一間PF一一~‐~~ーローマ戸占‘・延醸r唾亦"~L-T三K章胃ロ琶唾融酷,悪よ零,で冒歪詞.~字奄駕E鍔亭Y唾弓罵嘩睡hrFg1肴弓=琴詞弄世‘訂1号畠'2胃』・_私輔7滝'_t当tr塁畢厚恥匂アブや入チの動きが活発になる季節。クモの巣にひっかかったアブとハチを、クモがいっぺんに二匹つかまえようとして両方に逃げ品聖られてしまうケースから「虻も取土守らず蜂も取らず」ちぢめて「虻蜂取らず」ということわざができたのでしょう。「欲ばりすぎると〃虻蜂取らず〃になるよ」などと言いますが、あれもこれも得ようとしていずれもだめになるときに使われることわざで「一も取らず二も取らず」も似た表現です。同様な意味のことわざには「二言紫の履歴・書=あなたへの提言=健康いろはカルタ虻蜂取らず今月は「い_;⑥異常な検診受ひと安兎を追う者は一兎をも得ず」があります。これは中国の故事成句のように見えますが、実はラテン語の「二匹の野兎を追う者は両者を失う」からきたとされています。「映った影のために実物を失うな」も、水に映った肉を取ろうとした犬が、口にくわえた肉を落としてしまうイソップの寓話に由来することわざです。「二つの腰かけの間で尻もちをつく」はイス取りゲームからきたもの。西洋ならではの「虻蜂取らず」と言えるでしょう。広報じようほく101-366-

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