広報じょうほく No.295 1987(昭和62)年 4月
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県功労保護司今瀬敏一それでまず昭和二十二年二月にについては彼等にとって不都合と司法保護事業改正草案というもの思われるものは全部一方的に抹消を急きょ作成して、これを連合軍あるいは訂正させられたのでした。総司令部(GHQ)の公安課(Pさてこの改正草案ですが、これはSD)に提出したのでした。これ日本の憲法に照らして不適当と思は、当時占領下にあって法律の制われる部分を改めるとともに猶予定や改正は勿論、その他について者や釈放者についての保護観察制もすべて事前にGHQの承認を得度を設けて更生保護の一層の強化なければならないという、日本とをはかったのでした。そして、こしては誠にみじめな状態だったたの中で最も注目すべきことは、犯めでした。そして提出されたもの罪者に対する人権の保証というこ特別寄稿前町長土地改良功労で受賞更生保護⑦,j:職:蕊:、…-....…・・・..、.".~--,::~~.:J,,『”、報峠へ鰐:無過般…任期満了により退任された、前町長・大高秀男さんは、このほど、永年土地改良事業の推進に遜力されたご功績により、全国土地改良事業団体連合会(会長・小坂善太郎氏)より表彰されるという栄誉に輝きました。去る三月二十四日には、東京都千代田区平河町の砂防会館ホールにおいて、晴れの表彰式が行われました。心からお祝いを申しあげます。と・を新しく取り入れたことでした顔すなわち一、犯罪者といえどもその人権は保証しなければならないということなのです。さらに、猶予者や釈放者についての保護観察は司法保護委員会が行うのだと、はっきり定め、その内容や手続き、遵守事項等も定めたのでした。この遵守事項というのは刑の執行を猶予されて保護観察に付された者が、その期間中守らなければならない特別の条件のことなのです。そしてその翌年の昭和二十三年二月にはGHQの勧告によって司法省が廃止され、かわって法務庁が設置されたのでしたが、さきに提出した司法保護事業法改正草案の修正についての交渉はいっこうに進展をみなかったのでした。それはPSDから示された修正条文の中に、わが国としてはどうしても納得できない構想が含まれていたからであったそうですが、それもやがて関係者の努力によって不満足ながらも、何んとか妥協ができて、その法案の名称も犯罪者予防更生案をしたのでした。しかしこの交渉が成立するまでには更に二年の長きにいたったのでした。関係者の苦労も推して知るべしでしょう。このようにしてこの法案はさんざん苦労を重ねた結果、やっとGHQの承認を得ることができたのでしたが、その修正条文の一つに犯罪発生の予防に関する規定青少年相談員は、常北町青少年相談員設置要項により、町長が、本町に居住する民間の有志の中から委嘱して、青少年の健全な育成と青少年対策の総合的推進をはかるため、県の要綱に基づいて活動しています。本町の場合は、青少年相談員十四名が委嘱されており、青少年の、生活環境を実態把握して、積極的に青少年及び家庭の個別指導や集団指導を行うため、パトロール等を実施しており、また、毎月、定例会を開いて情報交換を行っています。一方、青少年関係機関との業務協力や青少年問題協議会の地域組織の中核となって活動し、水戸警察署や民生委員、学校等と連鶏を深めながら、この町から一人も非行や不良行為の事犯を出さないよう、未然に防止する活動に取り組み、万一、そのような不心得者が現われた場合は、対話を通してよき相談相手となり、補導につとめるようにしています。区民の会や町民会鍍等にも出席して、現状や問題点を指摘したり、水戸地区等の研修会にも参加してという一項を加えたことは最も重要なことでした。そして同時に法活躍する青少年相談員○野外テーブル・いすセット八組○アンサンブルオルガン二台○コルネット一本○二連ロープウェイ一基○円形雲梯一基○二連シーソー一基○ボールブランコ一基石塚小学校子ども銀行貯蓄組合様同貯蓄組合が永年かけて貯えた浄財を石塚小学校の教育振興のために寄付されたもので、楽器・遊具など二九四万円余で整備したものです。広範にわた(↓て活動していますず〈常北町教育委員会〉案の名称も犯罪者予防更生法案とすることになったのですも寄付のご紹介広報じようほく-351-
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