広報じょうほく No.295 1987(昭和62)年 4月
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ⅡⅡ保健婦だよ陸iⅡこれまで野犬等の取り締りや不用な犬や猫の引取りは保健所で行っていましたが、四月一日からは、保健所にかわって茨城県動物指導センターが行うことになりました。眼にさときものを風とす卒業後今瀬剛一信巽母と子の瞳にゆとり受験終ゆ荒井煩雨。‐弗背くらべして震えけりチューリップ加藤茶坊○その①・成人病検診の大切さ日本人の死亡原因の副・9%は成人病で占められております。その成人病は徐々に病気が進み、長《毒遮篠知(三ておきたい検診の正しい知識犬猫のことは動物指導センターへ動物指導七、琴/ターで陸狂犬病予防法及び動物の保護及び管理に関する条例に基づく保護・指導・取締り・不用になった犬や猫の引取り・県条例で定められた猛獣類等の飼育指導及び許可のほか、毎春の雪おほさわぎして解けにけり片見博い母吋春の宿歪の土器を飾りけり鈴木きよし畦焼の匂ひまみれの父帰る原勝男春の生地娘の顔思ひ選びけり飯村愛子春矩漣看とられゐて逆らはず圭三元つる伴卜日の丸がうるみはじめて卒業す袴塚末子い問病気の進行に気づかないことが多いのです。成人病検診は、ふだん健康と思って生活している人たちの中から、気づかないうちに発生している病気を、早く発見し、刻と変化しておりますので、来年病気が重くならないうちに早期治も「異常なし」とはかぎりません。療をするための検診です。また「精密検査や治療を要する」成人病は如才頃から急激に多くとでても必ずしも病気ではありまなる病気のため、老人保健法ではせん。どこがどの程度悪いか検査如才から定期検診を勧めているのして、治療するほか日常生活で注です。検診を受けると「異常なし」意するか明確にすることが大切です。「精密検査や治療を要する」等にふしたがって、定期検診は自分の健るいわけられます。「異常なし」と康管理の出発点といえましょう。いわれても、人間の身体は日日刻週金曜日には、動物なんでも相談室(電、○二九六七’二’一二○○番)で動物に関する相談を受け付けています。なお、犬の登録・予防注射・不用犬等の引取り日等に関する問い合わせは、これまでどおり役場保健衛生課で受け付けていますが、犬ねこ程関する相談、、引取り・咳ただ眠いだけの日曜すもも咲く瀬谷博子畦焼きの炎の行く手何か爆ぜ高橋芦江まだ寒き雲を真下にケーブルカー飯嶋とみ前山も後の山も芽吹きけりいそべきよ渦巻きてより吹き溜る春の雪長須きみの流れのみ黒ぐろとして雪の川阿久津あい子傷事故等、その他一切の業務については次にお問い合わせください。○茨城県動物指導センター〒八J(Uqy1「16笠間市日沢四七電話○二九六七’二’一二○○山笑ふ山について見せ紙風船竹内幸子吉報がくるかも知れぬ花菜漬綿引英子LLく肌人陽のぬくみ集めて咲けり紫木蓮浅野菊枝きれぎれの夢のつながり風光る鯉測寿美恵〈城北句会選〉「青春まっただ中」とか「青春まるかじり」といった表現があります。人生の春に当たる若い時代を指す「青春」は、何でもない言葉のようですが、実は遠く中国の「陰陽五行説」とつながっているのです。中国では古来、万物は陰と陽の二気によって生じ、五行(木・火・土・金・水)という元素から成ると考えられてきました。木と火は陽、金と水は陰に属し、土はその中間にあるとされたのです。方角では東南・西・北・中が木・火・金・水・土にあたります。季節でいえば春・夏・秋・冬・土く〃用、色でいえば青・朱・白・玄・黄となるわけです。四季の異称は春が青と結ぶ「青春」で、あとは「朱夏」「白秋」「玄冬」・北原白秋の号も、これに由来しています。相撲の四本柱の方角と色も同じで、それぞれに青竜・朱雀・白虎・玄武の四神が配されていました。たしかに、春は木々が青くなる季節ですが「青春」にはそれだけでなく、古代中国の思想が秘められているのです。言紫の敏歴さ山青春広報じようほく四-354-
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