広報じょうほく No.290 1986(昭和61)年 12月
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雪三三三三三三三三三三三三三言三三三三三三三三三三三三三三三三言言三三三言言二二三言言三三一三言三三三三三三三三三三三言繁の履歴書IⅢ週二回クロッケに通ふ老い吾を疲仙ようほく文芸れはせぬかと愚は案じく香る千鳥足飲田マサ花房の重たげに咲く岬/ラの枝に子雀の来てなほたわみたる浅野君代あげ沈む陽に朱と染まりたり幹太くた寸牙むらL亀ぐさつ杉群も青下草も安藤愛いまどこへ浮かび出でても嶋曇今瀬剛一紅葉狩り古墳の奥に声聞こゆ加藤鉦好括られてより菊老いを早めけり片見博晶か処接岸の綱の飛びくる冬茜鈴木きよし吃しみ一枚の遥を満たす干大根原勝男くもり後晴れの予報の紅葉狩り飯村愛子(住友金属にて)できたての鉄赤々と大枯野袴塚末子病みぬけて海の匂ひのコート貢ふ綿引英子蒼い空じっと見上げて石摺の実飯嶋とみもう一つ池の中にも月世界長須きみのあつと言ふ間に日暮くる石焼藷いそくきよそ亜め人ぱう新蕎麦を打つ麺棒は祖父ゆずり阿久津あい子朝寒のふかぶかとさす体温計吉元つる代よくしゃべる方が妹七五三高橋芦江どんぐりを一つ拾へぱ二人寄り浅野菊枝はざ稲架を組む父は口笛一度だけ竹内幸子リ人呈母からの林檎届きて晴れ渡る瀬谷博子秋深し泉湧く音しずかなり五十嵐千恵子とkこう・勺くよく透る声に黄落はじまりぬ鯉測寿美恵〈城北句会選)かるがると駆吟たる夢に目覚めI)つ史とその細き足夫は撫でつつ薄井ひろうんがんじ掃き清められたる冬の雲厳寺しま毎曲、鈴為がるる大気の中に拝む大内わくり千鳥はチドリ科の渡り鳥。冬季に海岸や河原などで群がって飛ぶ姿が見られますが、千鳥といっても「千鳥足」でふらふらしているのは、人間の酔っぱらいです。厚生年金保険や共済組合に能入しているご主人に扶養されている奥さん、いわゆるサラリーマンの奥さんは、国民年金の第三号被保険者となります。第三号被保険者となった奥さんは保険料の負担がなくなります。これは、ご主人が加入する厚生年金保険または共済組合などの年金制度が、奥さんの保険料を一括して負担するからです。なお、サラリーマンの奥さんでも、仕事をもっていて一定以上の収入がある奥さんは第一号被保険者となり、また、共働きで厚生年l年金通信Iサラリーマンの奥さんへ忘年会シーズンともなれば、真っ赤な顔でわめき歩く酔漢が現われます。「顔は猿、足は千鳥に人だかり」という古川柳の昔と変わらない光景といってよいでしょう。左右に踏みちがえて歩く千鳥の足どりから、あっちこつちとふらつく酔歩きを「千鳥足」と呼んだわけですが、これには次のような説もあります。「千鳥足」は馬の足並みがバラバラと乱れるさま。乱れた足音が金保険か共済組合に加入している奥さんは第二号被保険者となります。サラリーマンの奥さんで第三号被保険者に該当する方は、保険料を納めないかわりに、常北町役場国民年金係に必ず届出をしなければなりません。この届出をされませんと、納めなくてする保険料を納めたり、未加入者となって将来年金が受けられなくなったりしてしまいます。第三号被保険者となる奥さんは必ず届け出ましょう。用紙は役場年金係にあります。群れ飛ぶ千鳥の羽音に似ているためというものです。香炉の形の「千鳥手」は、香炉の底が高く、浮き上がって見える三本の足を、千鳥の足に見立てた呼称とされています。豊臣秀吉がいつも寝所に置いていたという「千鳥の香炉」は、青ゞ磁でつくられた千鳥手でした。「千鳥手」の香炉の足は固定していて「千鳥足」になるようなことはありません。サラ雁i了/の奥さんの一部に第三号被保険者の届出をすると「夫の給料から保険料が余計に天引きされるから、届出をしない」という方がいます。これはまったくの誤解です。厚生年金保険や共済組合での保険料は、決められた率を給料に掛けて計算され、奥さんがいても独身でも率は変わりません。奥さんの分の保険料は、厚生年金保険や共済組合が制度全体として負担する仕組みになっています。従って、奥さんの分としてご主人の給料から天引きされることはありませんので、ご心配なく。※思い違いをしないで一郎一広報じようほく-298-

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