広報じょうほく No.290 1986(昭和61)年 12月
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現在、世界には家のない人々が約一億人います。また、世界の人口の約四分の一は不充分な居住状況にあるといわれています。持に、多くの開発途上国は、都市部のスラムなどの深刻な居住問題を抱えていますが、人口の急増や大都市集中などによって、今後それらの問題がますます悪化していくことが心配されています。一方、日本をはじめとする先進諸国でも、居住水準の改善は例外なく大きな政策課題となっています。国連は、西暦二○○○年までの長期的な展望に立って、世界各国の居住問題の改善を促進するために、一九八二年の総会で、来年の一九八七年(昭和六十二年)を国来年は国際居住年IYSH1987国際居住年際居住年と宣言しました二○日本の取り組み日本では、国際居住年の趣旨をふまえ、次の二つの分野での活動を積極的に行っていくこととしています。①国際協力の推進開発途上諸国の深刻な居住問題の改善を支援するため、さまざまな形での国際協力活動を推進していきます。②国内の居住水準の向上欧米先進諸国とくらべ、立ち遅れの見られる日本の居住水準の向上を長期的視野に立って進めていくため、各種の活動や施策の推進につとめます。政府は、今年四月に設置された国際居住年の公式シンボルマークこのシンボルマークは、国連の人間居住センターが定めたもので、三角形は住居を、中央の人間の姿は世界のすべての国のあらゆる人種の人々を意味しています。周囲のオリーブの枝は、国連のシンボルです。昭和三十八年以前の日本では.世帯数が住宅の数を上まわり、住宅の量的な不定が社会問題とされていました。しかし、四十三年になると、住宅と世帯数のバランスは逆転し、念願の〃一世帯一住宅“が実現しました。世帯数との比較から見れば、すでに満たされているはずの日本の住宅ですが、現実には百人中四十「国際居住年推進本部」(本部長・内閣総理大臣、副本部長・建設大臣及び国土庁長官)を中心として関連施策の推進につとめていくこととしています。しかし、国際居住年をより実りの多い年とするためには、地方公共団体、民間団体、さらには市民レベルにおいてもさまざまな活動が行われることが不可欠であるといえましょう。この国際居住年を機会に、一人一人が日本の、そして世界の居住問題をもう一度見つめなおし、その改善について考えるとともに、関連する各種の活動に積極的に参本当一)ノー〃うさ人近くの人が現在の住まいに不満を持っているといわれます。来年は国際居住年。日本の住宅は本当に〃うさぎ小屋“なのか、それとも満足すべき水準に達している”鋤I鴫和蓋千八年蝿住宅統計調査(総務庁統計局)をもとに、日本の住宅事情を見てみましよ』フ○○持ち家率“はアメリカ並み加することが期待されています。》盛況に産業文化祭一一化準嘩極叶霊酔綴栖胴や確華垂三跨年ユや叫匪銅一一一叶畦種に叶畢騨溌黙灘謎欝謝瀦然認一噸誕娠浄罰握轄雫吸謡華準悟癖和錯雑〉琴蹄諦権嘩融窪郵銅匪》》した町民総ぐるみの祭典とするたプログラムで近年にない盛況》ぷことをねらいとしています。さを呈しました。.?‐:‐・‐f・‐‐・・.:、‐.・・、‐‐、‐‐:。‐‐‐・・‐‐.‐:.‐・・“・‐…’1.,‐、1.・‐‐i・‐・》今唖圭『昭.由午-宇呼シぎ小屋日本の住宅事情訟塩錐.;‘鍾索.i弾禽、翻認率泳ぎ露窮毒謀輝::茶曙.?『::,志.,;啓手〆二コ広報じようほく-292-
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