広報じょうほく No.286 1986(昭和61)年 8月
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本表の上段の数字は昭和五十九年五月から六十年三月までの入院件数です。この表からみますと、件数が多いのは四十代で、年令の増加とともに件数も増加しています。そして、この年代に多い疾病は循環器系の疾患、いわゆる成人病といわれる病気です。成人病は、症状もなくじわじわと進行し、気づいたときには二つも三つも病気があり、入院治療が必要なことが少なくありません。この表からも、それがよくわかると思います。病気は・・年令により病気になる状況が異なります。今号では、年令階層別の受診件数について見てみましょう。本表の下段の数字は同じ期間内における入院外(外来)の構成比です。外来も入院と同様に、年令が高くなるほど件数が多く、疾病別では循環器系の病気が多いことがわかります。消化器系の病気は四十代をピークに巾広い年代でみられます。これは、複雑化した現代社会からくるストレスも影響しているのでは国民健康保険疾病分類⑭表5疾病分類別,年令階層別受診件数の構成比(入院=上段・入院外=下段)ないかと推察されます。呼吸器疾患は、幼児・学童に多く、これは、風邪による件数が多い影響であろうと思われます。赤ちゃんの肌は非常にデリケ・冊●卜で、ちょっとした刺激にもトラブルを起こします。夏本番、オムッかぶれやアセモといったお母さん方の悩みも増えそうです。そこで今回は、オムッかぶれについて見ていきましょう。○原因排世物中に含まれているアンモニアの刺激で、皮膚の表面がいためられたり、ごわごわしたオムッや、すすぎが十分でないオムッをあてられていることなどが考えられます。○対応・清潔にすること○排尿、排便のあと、ガーゼをお湯でぬらし、よく拭き、かわかします。○オムッはマメに取りかえる。・オムッ、オムッカバーの洗濯に注意しましょう。○すすぎを十分にすること。○洗剤を使いすぎないこと。○直接日光でよく乾かす。○乾いたオムッはよくもみほぐし、柔かくする。○漂白剤、柔軟剤はなるべくさけた方がよい。とくにカバーI係建婦だよりI赤ちやんの肌の柔軟剤使用は、カバーの空気を通す小さい穴の目づまりの原因や、長く浸すことで繊維が水をはじかなくなります。○ひどいときには医師の診察を受けましょう。○カンジタ症との違い乳児寄生菌性紅斑といって、オムッにあたる部分にできるカンジタ症があります。紅斑は、普通大きいものが中央にあり、その周囲に小さい紅斑が散在します。このような赤ちゃんの口腔を調べると、鳶口酒といって、やはりカンジタ症ですが、口の中に白斑ができていることが多くあります。|:叩…広報じようほく-244-愚慰一一一星』ID感染症及び寄生虫症(2)新生物(3)味l分泌.栄餐及び代謝ソ失心胃泣ぴに兎ィ受障今吉↓(4)血液及び造血器の疾患(5)糟神症障害(6)神経系及び感覚器の疾患(7脆環器系の疾患(8)呼吸器系の疾患(9)消化器系の疾(10泌尿生殖系の疾患(11)妊短タナウ免及ぴ滝じよくの合1井鋪:(12皮膚及び皮下組綾の疾患(1噛璽錘卿罷>幾KM先天異常(13「制産期に発生した-種要ヂ丙態('曜蝶鮮傷腎驚蔦(1n損傷及び中毒計件掛2.14‐2612.1J■〆》l〔つ163351可[1.3197受診尋ワ】屯k1.:ワ】ク】ご〕-4001-乞員〕【画ご》一昭】6922FDワ】ワ】ワ】0(リヘユ6q一〔)..畠00Q〕旬〕00001L,1&1才未撒21221才~6才62詩11房1017才~18房l8f58U4231.p・“に》1311.:19才~39才ワワI51畠10110?I1頁C10才1.1:30841040133.7560才~69言2tiIf7t2卜i5(1.2r・『可0人44色446f『■凸靴】1ど74I(2-8(70才以上b13【1.三ロエ“歩、乙63Z4123...二
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