広報じょうほく No.285 1986(昭和61)年 7月
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今号では「建ぺい率」に(・一いて記してみます。建ぺい率とは「建築面積の敷地面積に対する割合」のことをいいます。いいかえれば、建築物が敷地を覆う割合です。これは、市街地(用途地域)等の敷地内に建てられる建築物の大きさ(建築面積)を制限して、敷地内に一定率の空地を取ることにあります。図1.建ぺい率の感覚まちみんなですすめる都市づくりこれで25建ペミ横)影面敷地内の空地は、u照.通風、採光という衛生面や避難等の安全面、延焼防止、消火活動等の防火面に大いに役立ちます。さらに、その空地に植樹をすることにより、市街地緑化に役立ち、市街地の環境を良好に保つこともできます。では、建ぺい率の感覚を図一図二でみてみましょう。ク分.ミ〈.Iノ《ニーき弁霧図2.建ぺい率の感覚敷地面積が一定の場合、建ぺい率によってどれだけ建てられるか.I10m---llOO㎡の敷地の例l畠--建ぺい率30%築面積30㎡5.477m×5.477m;地面積100㎡m26cm程度蕊畷70%建築面積70㎡(8.367m×8.367m¥敷地面積lOOnf81cm程度;塵灘議鍵Dロ.■■・・曲や・r、▽b昭哲%■Z・罰兄。。-ロ‘乃・さ・兜q治りト、園鍵40%築面積40㎡6.325m×6.325m》80%建築面積80㎡(8.944m×8.944m]敷地面積100㎡53cm程度ーm84cm程度I里:職灘繍驚嬢蕊qb9p0◇0口LD“日旬日庁肺b‐日“Dh”‘小‘詔巴糊‐’b詑允命凸‐判50%築面積50㎡7.071m×7.071m;地面積100㎡m46cm程度90%建築面積90㎡(9.486m×9.486m}敷地面積100㎡26cm程度■寺③寺■q■L■■1...,P■、内I:f:。?;::l一鍵60%築面積60r㎡7.746m×7.746m:地面積100㎡m12cm程度100%理論的には100%はあっても、現実には100%は建一でられない。建ぺい率50%~60%では、ほとんど庭はとれない。言い方を変えると、50%~60%であれば、敷地の大部分に建ててしまった感じ。4:広報じようほく-226-丘蕊灘
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