広報じょうほく　No.284　1986（昭和61）年　6月

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茨城県功労保護毒今瀬敏一以上、問題の家庭を中心に保護る者も少なくありませんでした。司の悩みを種々述べてきましたが、しかし、残念なことに、心ない周このような家庭に育った子弟の中囲の人たちの偏見がそれを許さなにも、誠に立派な者もいるのです。いのです。ある少年の如きは、随過って罪を犯し、刑罰に泣いた青分と悩み苦しんでおりました。私少年が、自分の過去を大いに反省も必死に助言指導し、あらゆる相し、苦労を重ねて罪の償いをし、談にのっておりましたが、まだ十立派に社会に復帰した若者も少な八歳という彼は、とうとう周囲のくありません。私の担当した青少圧力に負けてしまったのです。一年の中にも、自らその非を悟って生懸命に立ち直ろうと努力してい一生懸命更生の方向に努力していたそのいじらしい姿が、今でもは心を大切に上入野江幡米松ある日のお茶のみ話で「東京と組内での人情を非常に重要視したいうところは、隣りの者が何をしのです。しかし、今はどうでしょているかも知らないんだって」とうか。機械化の発達により、田植か「十年間東京に住んでいて、隣一つをとっても、隣り知らずに終りの者を知らずに帰えってきた」ってしまうのです。等の話を聞いて〃へえ……〃と、最近は〃へえ・・…・〃と驚いた東私たち田舎者には想像もつかない京話が、私たちの周囲にまできた話に驚いたものでした。のではないでしょうか。田舎といえば〃遠い親戚より近青少年の遊びにしても、私たちくの他人〃といって、隣り同志やが若いころは、上は中学生から下I青少年相談員の声I保護司の悩みあれこれ⑤っきりと目に映ります@この少年は、ある日私を訪ねて来て〃先生いろいろ世話になりましたが、お礼もでぎないで済みません“と一言残して、それっきり私の前に姿を見せませんでした。そして後に、この少年に再犯を犯させたのは、とりもなおさず周囲の人たちであり社会の責任であったろうと思うとき、誠に遺憾なことだと今でも残念でなりません。私は二十四年間、このようなことに突き当たり、そして苦しみながら過ごしてきましたが、考えれば考えるほど深みにはまって、宇宙は有限か無限かの境地になり、催・小一学校に一●・部くらか像・衝さ左一子ど-圭まで、ポール投げやかくれんぽなど、足元が見えなくなるまで遊んだものでした。今の子どもたちは同級生とか同年配同志の遊びで、一つでも年令が違えば遊ばないというのです。たしかに今の社会は経済の発展と機械の発達はたいしたものです。しかし、その陰にかくれてしまった何かがあると思うのです。それは、人情や愛情ではないでしょうか。これからの日本は、物から心の時代を築いていかなければならないといわれています。未来の日本を担う青少年の数学や国語の勉強も大切でしょうが、ーｰ込一ヱーーーヱミーーー又は“一:本籍等」を必要とすることが多いのでご注意ください。○申請の際「具体的請求理由」を求める場合があります。○申請が不当な目的(プライバシーの侵害に連がるような目的等)である場合は、交付を受けられません。②記載事項証明書の交付住民基本台帳法の改正により、昭和六十一年六月一日から、住民票の取扱いが次のように変わりました。○改正の趣旨今回の法改正は、近年における社会一般のプライバシー意識の高揚、情報化社会の進展等の社会情勢の変化に対応し、個人のプライバシーを保護し、基本的人権を擁護するために行われたものです。○主な改正点①住民票の写しの交付○「続柄」と「本籍及び筆頭者氏名」は原則的に省略して交付されます。従って「続柄」又は「本籍等」を必要とする場合は、その旨申し出ていただきます。宮公署に提出する場合は「続柄」もう少し⑫情操教育にも力を注いです。でいただきたいと願うものの一人住民票の取扱いが変わりますれる恐れがある場合には、閲覧をお断りします。④罰則○偽りその他不正の手段により、住民票の交付を受けた者又は閲覧をした者は、.住民基本台帳法第四四条により、五万円以下の罰金に処せられます。○これは.住民票の記載事項のうち、請求者が必要とする項目について証明するものです。個人のプライバシー保護等をはかるため、記載事項証明書の積極的な利用をお願いします。請求手順は「住民票の写しの交付」の場合に準じます。↑③住民票の閲覧○閲覧できる項目は「住所」「氏名」「生年月日」「性別」の四項目です。○「消除された住民票」や「戸籍の附票」の閲覧はできません。○申請の際「具体的請求理由」を求める場合があります。○申請が、不当な目的「プライバシーの侵害に連がるような目的等」又は、不当な目的に使用さ広報じようほく6-214-

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