広報じょうほく No.283 1986(昭和61)年 5月
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都市計画区域内で.建築物(門へいも含む)を建築(新築、増築、改築、移転)する場合は、当該敷地が幅員四メートル以上の道路に接し、かつ、接する部分が二メートル以上なければならないことになっています。今号では、道路と建築物などの関係について説明します。@幅員四メートル未満の道の取扱い建築基準法上「道路」といえるのは、幅員が四メートル以上のものとされていますが、本町が都市計画区域として指定を受けた昭和五十六年三月九日に、すでに、建築物が立ち並んでいた幅員四メートル未満の道は、知事が指定することによって、建築基準法上の道路とみなされます。そのかわり、将来において四メートルの幅員を確保するため、図一、図このように、それぞれ後退(セットバック)した線が道路境界線とみなされ、この道路内には建築物を建築することができなくなります。@道路内の建築制限さきに述べましたが、図一、図このように、セットバックした線一‐‐癖,みんなですすめが道路境界線のみなされるわけです。従って、道路境界線とみなされる線と道との間には、建築物の建築及び敷地を造成するための擁壁の築造はできません。すなわち、この部分は所有権はあっても利用上の制限を受けることになるわけです。道路内の建築制限峰建築物または敷地を造成するための擁壁を道路内または道路に突き出して建築(築造)することについての制限です。従って設問の①から③については、建築基準法上の道路内の建築制限の対象にはなりません。しかし、道路交通法の道路使用の規定、道路法の道路占用規定は、それぞれの立場から、これらを規制の対象とすることがあります。@設問次のような行為は道路内建築となるか①大きな木を植えること。②大きな重い箱を置くこと。③自動車の進入を防ぐためにグイを打つこと。》まちる都市づくり賂@幅員4m未満の道の取扱い図1し劃◆蕊鳥斗「錘"4m将来の街図24m未満の道も指定により,中心から2mの幅は道路とみなされ建築できない薯反対側である道路境界線とみなす建築できない空間となる。鐸、全ゆ今(将来の街なみ:敷地川川峰…当驚鶏斗広報じようほく'3-199-

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