広報じょうほく No.282 1986(昭和61)年 4月
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常北町ば、生活環境の総合的なⅡ9整備計画をたてるため「都市づくり」のアンケート調査を実施しました。これは、都市計画区域内の住民の皆様方が、毎日の生活の中で身のまわりの環境整備等について、どのようにお考えになっているか、ご意見、ご要望を拝聴させていただいたものです。以下、結果の概要をご紹介します。○生活環境についての滴足度は毎日の生活の中での満足度の状況をたずねたところ、排水処理、道路整備、子供の遊び場についての不満が高く、都市基盤施設の整備が課題であることが伺えます。○まちの中心部の空き地利用は特に旧専売公社の跡地利用を意識して使い方をたずねたところ、公園、広場、図書館、中央公民館等の要望が多く、やはり、公的で住民のだれもが利用しやすい施設を望んでいることが伺えます。○早急に整爾してほしい施設は都市施設を三つあげていただく設問ですが、やはり、生活環境において不満度の高い項目と一致しており、要望の施設は下水道、道路、公園整備の三つにしぼられます。一』二一垂」《.|みんなですすめる都市づくり○政策の重点は町の政策として自然、農地等の保全に重点をおくか、また、住宅団地、工業団地等の秩序ある開発に重点をおくべきかについてたずねたところ、政策の重点は保全という回答より、開発に重点をおくべきであるという回答の方が多くなっています。○開発の重点施策はゞ開発に重点をおくべきであると答えられた方に、ではどのような開発に重点をおくべきかたずねたところ、工業団地の開発という回答が圧倒的に多く、これは、住民の方が就業の場としての工業団地開発を望んでいることがわかります。○開発の方法開発を行う場合の手法をたずねたところ「町や公社などの公共団体による総合的な開発が必要」次いで「町と住民が話し合いながら共同で総合的なまちづくりを行う」という回答を合わせると七割以上となり、道路等の個別の施設整備より、総合的なまちづくりの要望が強いことを示しています。○整爾計画のすすめ方について現在策定している整備計画を今後どのように進めるかについてたずねたところ「積極的に進めてほしい」「調査や計画は進めてほしど一協力腫措しまなどの順で:町が積極的に進めるのであれば、何んらかの方法で協力は措しまないという意見の人が八割以上であり、全体として、まちづくりについて積極的な意見が多くなっています。○地区で力を入れてほしい振興対策はまずは身のまわりの居住還境の整備対策からと考えている人が多く、‐次いで、工業の振興対策、商業の振興対策、農業の振興対策の順となっています。○商店の経営について商店経営の方に将来の店舗拡大についてたずねたところ、現状のままでよいと考えている人より、店舗拡大を考えている人の方が上まわっており、経営について械極的な姿勢がある程度伺うことができます。○工場の経営について今後の工場経営についてたずねたところ、該当総数から見る回答が少なく、今後の方針を決めることが難かしいことを示しています。また、工場の拡大を希望する人と現状のままでよいと考える人が同数となっています。○農業経営について将来の農業経営についての設問ですが、現状の経営規模を維持したいと考える人が約半数を占め、規模を縮少したいと考える人も目立ち、全体的に消極的な意見が多く見られます。○将来の土地利用について農業を営んでいる人に聴きました。将来、自分が持っている土地を農地等のままで利用していくのか、あるいは、宅地等に転用していくのかをたずねたところ、十年間くらいは今のままにしておくと考える人が最も多く、一見、市街化の速度は早くないように見えますが、地区別にみると宅地に転用の意向が高い地区も見られます。○農業後撫者について農業後継者についてたずねたと一」ろ、後継者はいるが、あとつぎ鑑蕊:.『-毒_F悪聾角蕊f嬉難醗窺鑑§謹錘産高安さん国務大臣表彰譲謡識蕊譲騨宮、q‐■宮沖斗宮司■“亘訳“亘伊宮.q矛亘J亘矛F鍵韓蕊》》》》一坪一叩一↓‐●・》出一》》一鐸灘▲受賞を喜ぶ高安さんをしてくれる確実性が薄いという回答が最も多く、農業継続の大きな課題です。※全体の地区を通じて、ほとんどの人が居住環境の整備の必要性、工業団地の建設等による地元雇用の促進及び宅地供給による人口の増加を提案する人が多く、いずれも、町の活性化をはかることが急務であると答えています。ちなみに、回収率は五十一%でした。今後の都市づくりにあたっては、住民の皆さんの貴重なご意見ご要望を十分に反映させていきたいと考えております。ご協力ありがとうございました。石塚田町にお住まいの高安克己さんは、このほど、国勢調査事務に特に精励された功績により、国務大臣、・総務庁長官から表彰されるという栄誉に輝やきました。高安さんは、過去三十七年間の長きにわたり統計調査員として活躍され、その間、特に調査客体数の多い調査区において、国勢調査に八回従事するなど、諸統計調査に貢献された功績は特に大なるものがあります。誠におめでとうございました。一日:広報じようほく-188-
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