広報じょうほく No.281 1986(昭和61)年 3月
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町体協少年剣道部は、毎週木・金・土曜日の午後五時三十分から午後七時まで、町公民館ホールで指導者、父母の会、子どもが三者一体となってけいこを行っています。剣道部には「日々稽古」の団旗がありますが、この意味は「古を稽」(えにしえをかんがえる)、つまり、古いことを学習すること。古いことを習い達する。先人の教えについて工夫・研究し、技術をみがいたり、身体を丈夫にするという意味がこめられています。けいこの目標は、試合に勝つということであり、試合に正しく勝つという研究、工夫が、すべての道に通ずる真の探求であるといえます。けいこ日はまず全員での雑布がけにはじまります。きびしくも楽しい練習のあと、再び清掃を行い、感謝の念をこめての礼で終ります。けいこは、週三回のけいこと、特別けいことして、寒げいこ、土用げいこ、合宿、試合前の強化練習などがあります。I鯉蘭二麺I活躍する少年剣道部指導者寺門豊剣道は、健全な思想、健全な身体を鍛えるために、寒い日、暑い日。雪の日も雨の日も、すべての障害をのりこえてやり通すという心構えが必要であり、これが、何にごとにも得がたい尊い体験となることは間違いありません。指導者も、一人でも多くの子どもたちが、小さいうちから試練に今のお父さん方峰子どもを絶対にしからず、おべっかを使っているようにさえ思われてきた。このような威厳の感じられないお父さんを尊敬できるはずがなく、情か.い‐と麦ごえ田瞥フO悪いことをしても、もちろんゲンコッをくらわされたこともない。ゲンコッこそ、お父さんと子どもの心をがっちりとつなげる尊い手段だと思うのだが……。今のお父さんたちは、自分がしお父さん威厳と自信をもって上入野荒井又治た苦労を子どもにだ億はさせまいとして、大事に育て過ぎるように思われる。愛情をそそぐのは当たりまえとしても、過保護はよくないO私は一言いたい。お父さんの皆さん、子どもは、お父さんの背中を見て育ちます……と。たしかにお父さんはお母さんよりも、子どもとの接触が少ない。だからこそ、威厳が必要だと思う。子育ては母親まかせでは、お父鍛え、立派な人間性が芽ばえるよう、それぞれ自分の余暇をさいて指導にあたっています。子どもたちの技術の向上もめざましく、昨年末の笠間菊祭り剣道大会では、女子個人戦で二人が第三位に入賞しており、また、父母の会の方々も、子どもの送迎を兼ねて練習を重ね、今年、森島治さんが二段に、市村隆さんが初段に合格するなど、活発な部活動が行われています。町少年剣道部は、今後も三者が一体となって、剣の道を通して明るい社会と人間形成に努力していきたいと考えています。家族そろって出かけよう、藤井川ダムふれあいの里へ″山がある、川がある、そして緑も花もある。みんなの村だ。心ゆくまで自然を堪能しよう。ふれあいは、人間が自然にかえる、かけがえのない宝物、恵まれた自然環境の中で家族が一緒に遊ぶことができ手軽にスポーツレクリエーションが楽しめ、保養することのできる「常北家族旅行村藤井川ダムふれあいの里」もオープン四年目、ますます施設も充実してみなさんのおい出をお待ちしています。昨年は約五万人(有料施設利用者三万人強)のキャンパーがおとさんの権威を取り戻すことはむずもを包んでほしい。かしい。もっと自信をもって子ど灘.#.号,矛'.『レッツゴー・キャかzブ▲スペースキャビンづれました。広大な敷地内にはテントキャンプ、オートキャンプ、キャビン、バンガローと本年から科学万博簡易宿泊施設として人気を呈したスペースキャビンも完備し、さまざまな宿泊気分を楽しめるほか、バーベキュー、テニス、バレーボール、そしてサイクリング自転車等各スポーツ施設や遊具施設が整い、お年寄からお子様まで、家族そろって存分にキャンプ、スポーツが愉しめるリゾート基地です。白雲山頂上へのハイキング等もおりまぜた〃いい汗“をかきながらの夏の思い出プランをお立てください。○ふれあいの里所在地東茨城郡常北町上入野〒三二’四三○申込先常北家族旅行村管理事務所電○二九二l記’五五○五○受付開始日.。昭和六十一年四月一日から毎日・午前八時三○分から午後六時○詳細な点については、電話等でお問い合わせください。'?広報じようほく-175-

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