広報じょうほく No.280 1986(昭和61)年 2月
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昨年、額に5ミリくらいの「イボ」ができたので、大きくならないうちにと、人差指にアマチャヅル酒を少々つけ、二・三回おさえるようにして朝夕つけてから約半年近くになりました。最近、薬酒の効果が表われはじめたので、薬草会の会長さん。副会長さんに事実を見ていただき、効果を確認しました。その後も続けてまいりましたところ、昨年十二月の末、起床後衣服を着るとき、この「イボ」にさわり、痛いと思ったらとれていました。たいへん血が出たので薬酒で消毒し、血止めをしたところ、二日で全治し、傷口はきれいにな二日で全治し一傷口はセリ喜んでいる次第です。燃えるゴミ(可燃物)と燃えないゴミ(不燃物)を収集場所に出す場合には、環境センターが配布し孝二「日割表」をよく見て、ルールを守って持ち出してください。・・・薬草‐よもやま話:.ゴミの持ち出しは正しくアマチャヅルの効果那珂西寺門豊現在は「ネズミ」に挑戦しておりますが、薬酒の効果が表われてきたようです。薬草は薄くして用い、体調に応じて量を考えるようにすることです。では私のアマチャヅル酒の作り方をご紹介します。◎肌につけるので、グラ一三-糖は使用しません。・アマチャヅル全草(乾燥物)四○グラムホワイトリカー妬度一・八2温度差の少ない冷暗所に三ないし四週間漬けてから、布でこし、使用します。◎守られていない主な点①燃えるゴミの搬出日に、燃えないゴミを入れて出す人がいる。②ゴミを出す場合に、前日から出す人がいる。(犬や猫がいたずらして困る)③燃えないゴミの持ち出し日を間違って出す人がいる。◎くれぐれもご注意ください。城北環境センター******いまなにごともインスタントが喜ばれます。手間ひまかけてはいられない、というので食事などでもファースト・フードが大流行です。そのせいでしょうか。こどもの育て方もだんだんせっかちになってきました。さっさと大きくなってくれないか、早く手が離れるようにならないか、とひそかに願っているお母さんが少なくありません。ローマは一日にしてならず、といいます。りっぱなこどもがインスタントに育ったりするわけがありません。このごろはあまり聞かれなくなりましたが、クントウということばがありま淘さご〆るときのことばでした善陶器をつくるのに、ただの土をこれて成型するのでば龍なく、香をたいてそのかおりを土にしみ込ませる。こうした土をこれてこしらえたものを焼き上げるとすばらしい陶器ができる。これが薫陶のもとの意味でした。す《●|薫陶と書きます曇すぐれた人の感化によってほかの人を知らず知らずのうちに立派な人間に育てるのが薫陶です。心の深いところへ影響を与える本当の教育のことです。しかし、これはたとえの意味で、もともとは焼きものをつく蒜舞勃泌輝外山滋比古ペンキ教育教育がまさにその通りだというので、このことばを借りてきて、目に見えない、すぐれた感化のことを薫陶とよぶようになったというわけです。こどもの育つ家庭にも、親の愛情というお香のかおりが立ちこめていなくてはなりません。これが家風です。この空気が汚染されていたりしては、立派なこどもは育ちません。清浄な家風でこどもの心を育て上げていくのはまさに薫陶です。このごろはせっかちなお母さんにはまだるっこいのでしょう。即効のあることをしたがりますが、これではこどもにペンキをぬるようなものです。ペンきは一日で色がつきますけれども、すぐはげてしまいます。空気の教育をしましょう。た一びた》びPL_甲ニー扉広報じようほく-164-

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