広報じょうほく No.275 1985(昭和60)年 10月
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成人病ということばは、最近、いろいろなところで聞かれますが、どんな病気なのでしょうか。成人病は、働きざかりの壮年期以降、老年期の人たちに多く見られ、性性に経過する病気や症状をいいます。成人病の予防のためには、成人病のもつ共通の持徴を理解することが第一歩です。○共通する特徴①知息丁知らずの病気で、自覚症状が少い傾向にあります。②しだいに悪化し、頑固に進行し、治療にも相当の期間を要します。③どの状態が異常なのか、正常なのか、境界が明確でないことが多い。④原因が一つとは限らず、また、原因がはっきりしないことが多いO⑤一人一つの病気とは限らず、一人でいくつもの病気をもっていることが多い。⑥疲労、精神緊張とか、日常生活における半健康がひきがねとなります。○どんな人が成人病にかかりやすいかある年令以上の人々は、どんなI鐸麺渇だよ握一ⅡⅡ成人病を防ぐ日常生活人でも成人病にかかりやすいのですが、成人病の内容によってはよりかかりやすい人を次にあげてみましょう。①寒冷にさらされている人。②糟神の過度の緊張を要する人。③栄養がかたよっている人。④過度な喫煙者⑤肥満者ルチにもいろいろの種類がありますが、こわいのはスズメバチ。体長三から四センチと大型で、攻撃性、毒性が強く、ほぼ全国的に分布しています。木の空胴や人家の壁問などに巣をつくり、巣を刺激した人を襲うことがよくありますから、巣に近よらないことが第一です。ハチが襲ってきたら、身を低くして、なるべく巣から離れること。逃げるとき、木ぎれや服などを頭上で振りまわしてハチの注意をそちらに向けるなどして、体にとまらせないようにします。’一口醒学Iスズメバチにご用心刺されると激痛を感じ、、赤くなってはれ、発熱することもあります。まず水でよく洗い、抗ヒスタミン剤をぬります。昔はアンモニアをぬったものですが、皮膚炎などを起こすことがあり逆効果になることが多い・ジンマシンが出たり、気分が悪い、息苦しい、吐き気がするなどの症状が出たときは医療施設に急ぐ必要があります。〈国保新聞より〉⑥がんに(・一些.●瞳、発がん物質にさらされる業務についている人。漬癌などを放置している人二以上のことから、成人病は日常ぜ、生活と深いつながりがあること力わかると思います。日ごろから健康についての心構えが大切であり、不健康な生活や疲労の蓄積は成人病に近づくことだということがわかると思います。成人病について正しい知識をもつことが大切ですので、、次回は少しくわしく述べたいと思います。現代の医学による化学薬害が社会問題としてとりあげられております。化学薬品は短期薬効ですが薬草は長期薬効であるといえましよ幸フ。さて私たちは、ふだんから医師の診断を受けつつ、たえず自分の健康管理に留意していますが、昔の人々の生活の知恵として伝え知らされてきた薬草の使用方法についても、大いに活用したいものであると考えています。私は、薬草についての勉強は日が浅いので知識に乏しいのですが、昨今、何にでもきくといわれブームになっている「アマチャヅル」について、はたして本当だろうかと半信半疑でおりました折り、新聞で、竹本先生著吾の「みんなの薬草アマチャヅル」のことを知り読ませていただきました。その中に「七年前に朝鮮人参と同一成分の薬効が発見され、今後、臨床における薬効の研究云々..:..という記事を読み、感銘いたしました。本では、なかなか実物がわからないので、先輩の教えをうけながら採取し、夫婦で飲みはじめてかI薬草よもやま諾Iアマチャヅルの薬効那珂西寺門豊ら一年になります曇また、薬酒も造り使用してみましたところ、身体の調子もたいへん快調になり、冷え性で足が冷え困っていたのがあたたまり、寝るのが楽になり快よく冬をすごすことができ喜んでおります。夏は、水虫に悩まされていたのが、薬酒をつけてみたところ水虫の進行が止まりました。また、娘が昨年末に化粧かぶれ(ウルシカブレのようなもの)で、医師の診断を受け、薬をつけたのですが体質に合わないのか、なかなか治らないので困っていたようでしたが、薬草でなにか効くものはないものかとの相談を受け「アマチャヅル酒」をつけてみてはとすすめました。つけはじめてから一・二週間でカプレがなくなり、肌が気持ちよくなり、さらに続けたところ、素肌がきれいになったと大喜び、その後は化粧水のかわりに使用しているようです。薬草・薬草といっても、自分に合った薬草の薬効を早く発見して長く続けてゆくことが薬草の最善の使用方法であると思います。広報じようほく8-114-

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