広報じょうほく No.275 1985(昭和60)年 10月
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②成分に関する表示やせる効果があるという成分が、実際には普通の食品と同じ成分なのに、別のものであるような表示をしているものは、不当表示になるおそれがあります。たとえば、脱脂粉乳なのに、別の食品であるように表示している場合などです。③医学・薬学・栄養学上、その食品にやせる効果がないことが明らかなものその食品にやせる効果がないのに〃やせる“といった場合は不当表示です。たとえば、大豆タンパク(プロ大字石塚にお住まいの萩谷重直氏は、町長の推薦を受け、昭和四蜜蜂萩谷さん総務庁長官表彰テ・●句.、こやビフパズス菌には、やふむロロ4せる直接的な効果がありません。にもかかわらず〃やせる“といっている場合は要注意です。④やせる効果があるかどうか分からないのにやせるといっているものある食品に、やせる効果があるかないか現在は学問上明らかになっていないのに、すでに実証されているようにいったり、次に挙げるような客観的な裏付けがあるような言い方をしている広告は、不当表示になるおそれがあります。④やせる要因の表示食品を摂取する以外に、運動や十四年に行政管理庁長官(現総務庁長官)から行政相談委員に委嘱され、町民からの行政に対する苦情や要望の解決につとめてまいりましたが、このたび、その業績が認められ、去る十月十四日、総務庁において、総務庁長官から表彰されるという栄誉に輝きました。誠におめでとうございます。なお、萩谷重直委員は、地域の皆さんのよき相談役として、引き続き活躍されます。減食をしなければやせられないのに、それをいわない。たとえば飲むだけでやせる」「食事制限なしでグングメやせる」といった表示をしている場合です。⑧利用者の体験談や実験結果利用者の体験談や実験結果をのせる場合、業者の都合のよいように談話を書き変えたり、データを削ってしまったものは不当表示となります。健康食品の広告の中には、数十人にある彫健康食品”を食べてもらい、よい結果が出たのは数パー茨城県栄養士会は、第三十六回食生活改善普及運動月間(、月1日〜瓢日)の記念行事の一環として、次により電話による食生活改善のための相談事業を開設することにいたしました。健康づくりの基本は「栄養・運動・休養」が三大原則であり、この原則を日常生活の習慣として実践すれば、成人病といわれる病気の六○パーセントは予防することが可能であります。家庭の食事づくり、家族に病人がおり、食事づくりに苦労している方などは、お気軽にダイヤルをまわしてください。茨城県栄養士会が責任をもってご相談に応じます。健康食づくり電話相談セントなの信すべての人に効くような広告をしているものもあります。また、体験談などでも、業者に都合の悪い部分は省いて、いかにも〃健康食品〃が効き目のあるように書いてある場合もあります。実験結果や体験談は、うのみにしないようにしましょう。健康になるために食べ始めた健康食品が、薬まがいのもので体調を崩したり、何の効果もなくてガッカリしないよう、広告には十分ご注意ください。▼相談開設日、月調日(火)叩月即日(水)、月訓日(木)いずれも、午前十時から午後四時までマ相麟電鱈番号三二’二六三七▼主な相談内容成人病の食事について(糖尿病・高血圧・心臓病肥満・動脈硬化症・肝臓病等)▼相談堀所茨城県栄養士会事務局(水戸市見和町一’四三○‐一常磐学園短期大学内)茨城県最低賃金を改正1日・3391円時間給労働者・1時間424円(精皆勤手当・通勤手当・家族手当を除く)実施期日・昭和60年10月17日から使用者は、この最低賃金未満で労働者を雇用することはできません。茨城労働基準局・労働基準監督署一一…一一一…一ロー='7広報じようほく-113-

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