広報じょうほく No.275 1985(昭和60)年 10月
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別離とはしだいに秋の風へだて今瀬剛一朝顔を数えなどしてわが日課荒井煩雨たハ唯捨苗とおぽしき株の垂穂かな加藤鉦好われも二予謙を研ぐ空なめらかに吾亦紅原勝男いぶぐ州落ちそうで落ちぬ建栗ふり仰ぐ阿久津あい子つ且亡き夫の標札はずす午後の秋吉元つる代風向きの変る一瞬とんぼの眼いそべきよ葬り来し後は野分に追はれけり瀬谷博子lLとう鶏頭の色豊満につぼに活けr飯村愛子もの売りの声大きくてそばの花飯嶋とみ外灯の光り宿して初紅葉浅野菊枝子の近況電話に弾む初秋なり長須きみの袋掛やはり二人ではじまれり竹内幸子句R白芙蓉夫へかすかな意地とばす綿引英子(鹿◎一五○○○○円城北地方福祉協力会代表世話人木元敏男様社会福祉のためにと毎月寄贈されているものです。◎一二、五八四円チャリティカラオケ大会代表飯村一成様チャリティカラオケ大会の収益金を寄贈されました。◎一四、四四○円常北町役場職員組合様自動販売機の販売手数料を寄贈されたものです。〈おわびと訂正〉前月号でご紹介しました、那珂西三区ひかり子供会の代表者、大越泰照さんは、大越孝啓さんの誤まりでした。訂正しておわびいたします。いつか来た信濃の霧のいとしさよ高橋芦江聞きとれぬ程の人声野分風鈴木静枝ぞ典柚小屋の萩ばつばつと飛弾の里鯉劉寿美恵〈城北句会選〉善意のともしびや骨古妾,’’三5ア‘面壁=』謹呈室零一."・ニーユX,fふ尋…宗忘牽~I△■■ロ』-.■=~四J'.・乱'~.,竃一二審_生一二=→申一"・子-.~~ご襖・一一一.一幸!~-マーロ.-や、。一.÷工と“_一‐』-副圭■ローーー‘-.一盃、一-一一一一一亀一・--裳6巻ようやく涼風がたちはじめたので、さわやかな秋晴れを期待していたのに、意外に天気の悪い日が多くて、がっかりすることがよくあります。実は、秋は天気の悪い日が案外多いのです。地域によっては、梅雨期の六月と同じくらいの「雨の日」を記録するところもあります。「男心と秋の空」とか「女心と秋の空」とか言いますが、どちらが本当かは知りませんが、ともかく秋の空は、変わりやすく不安定なのです。ほんとうにさわやかな秋晴れの日が多くなるのは、秋といっても晩秋です。晴れの特異日として、もっとも有名なのは、十一月三日の文化の日です。東京雲秋晴れ苓帯帯を例にとると、ここ十年間で、この日に雨が降ったのは、一回きりです。このほか、秋晴れの特異日として知られているのが十月の十六日と二十三日。この日に限って運動会の会場などは、早ばやとふさがってしまうようです。ところで、秋晴れによく似合うのが、共同募金の赤い羽根。今年も、十月一日から街頭募金が始まりました。昭和二十年から始まったこの行事も、今年で三十九回目になります。昨年の街頭募金の金額は、およそ四億五千万円です。高齢化社会を迎えて、こうした行事の意義はますます大きくなります。みんなで協力したいものです。広報じようほく-117-

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