広報じょうほく No.274 1985(昭和60)年 9月
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去る八月二十六日、小坂公民館前で地元のご婦人方が集まり、キッチンカー(栄養指導車)と水戸保健所の栄養士さんをお招きして調理実演と溝話の会が開かれました。真夏の食欲不振をはねのけようと、ナスやカボチャを使っての調理法を、みんなで真剣に学びましレキッチンカーを中心にたのしく勉強した講習会楽しく料理講習会た、なおへ次回講習の日時と場所は次のとおりですので、ふるってご参加くださるようおすすめします。・十月七日午後一時三十分春園市村輝美氏宅前・十月八日午前十時三十分上泉第一公民館前午後一時三十分下古内加倉井商店前・十月九日午前十時三十分上入野小松寺下午後一時三十分上入野関根農協倉庫前城北地区共同巡回文庫の緒川村分の図書が巡回してきました。十一月十八日まで、町.トレーニングセンターに備えてありますので、ご利用ください。、図言名ハイテク未来探険、華やかな密室これが言いたい事のありったけ、死者たちの宴、乗っ取り、読んで治す病気の悩み、タモリの笑っていいとも、私は愛に死ぬ、侍って新刊図書あんない屡いる男、色かくし、光抱く友よ、ずつこけ侍、文章への旅、“痛みの消えた朝、エベレストに死す、人間が一番おもしろい、親離れできれば生きることは楽になる、内づらと外づらの心理、心豊かにする一日一訓、水戸の梅と弘道館、おかあさんSOS、美貌なれ昭和、父さんお帰りなさい、ぬむり姫、はじめて生まれてくる子に自分たちのことをなんと呼ばせるか、両親にとってちょっとした問題です。このごろは方言が少くなってきて、おとうさん、おかあさんか、パパ・ママが多いようです。このパパ・ママについて考えてみましょう。外来語はいけないという考えもあるかもしれませんが、今の時代にそんなこと言っても仕方がない。パパ・ママ結構じゃないかという人が少なくありません。赤ちゃんが最初に発音するのはマの音で、ママはよい言葉です。日本の幼児語でも食べもの、さむ”大切な幼児のしつけ、人間へのはるかな旅、荒海、女の美しさ女のやさしさ、遠く苦痛の谷を歩いている時、夢のかけ橋、積木くずしの世界から、大家族、私は幸福昔もいまもこれからも、母の万年筆死にたいあなたへ、眠りなき夜、心筋梗塞、退屈しのぎの本、トットちゃんのカルチャーショック、のことを・犀マンアといいます合はじめて言える音で母親を呼ぶのは理屈にもかなっています。問題はパパ・だいいち、音のひびきが強すぎます。日本語には長い間、パピプベポという半濁音がありませんでした。それでなんとなく温かみが欠けるのです。・手もとの国語の辞書で〃ぱ“で始まる言葉をひろってみました。外来語を除くと十八語しかありません。〃は“の項には約千八百五語がありますから一パ誌舞邦舞鐸外山滋比古赤ちゃんを驚かすパパの〃パ〃の幸日七つの恋の物語、さようならお父さんの石けん箱、遅咲きのアダジオ、ボビーに首ったけ、こんなもんだった、雨ごもり、亡命旅行者は呼び咳く、ちょっとユーモアを泰裕よ世界にはばたけ、私のいないベッドに、スーパーマネジャー1セント、百語に一語の割合です。十八語のうち十五語は、ぱさぱさ、ぱったり、ぱりぱりといったものごとの様子を表わす言葉です。そうでないのは、ぱあ、ぱちんこ、ぱくるの三語でした。パパに近い〃ぱあ年は、クルクルパアという言い方もあるように、バカの意味です。パパがパアになってはたいへんです。昔はよく、赤ちゃんをびっくりさせると、ムシがひきつけると言ったものです。刺激が強すぎてはいけない。それで、いないいないバアといいました。いないいないパッーの方がおどろかす効果は大きいのですが、ムシがひきつけては困るのでバアーとしたのです。もし、パパを使うのなら、やさしく発音して、びっくりさせないことです。:広報じようほく10-102-

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