広報じょうほく No.272 1985(昭和60)年 7月
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びっしりと善菖蒲に明日ありや今瀬剛一藻の花を乱して田船岸につく荒井頒雨河鹿まで近ずききれぬ岩の肌加藤鉦好夏大根どっさり抜いて赤ら顔原勝男ミシン踏む足にまつわる梅雨の冷え鈴木愛子梅雨の路おもひおもひの歩巾かな浅野ゞ菊枝夏潮のうねりて倉庫錠太し吉元つる代花栗の香のたゆたいて川曲がる瀬谷博子窓開けて湯船に貰う青田風長須きみの麦秋の疲れ眼が物言ひてをりいそべきよ更衣して下の句を淡く詠む綿引英子あじさいの色濃くなりて雨もよい阿久津あい子更衣して時刻表たしかめし高橋芦江いち早く蛍に顔を照らされし飯嶋とみ小銭持つ圧力きゅつと氷菓買ひ竹内幸子蓮ひらく一瞬はじけ若き声鈴木静枝母ほどに眼端はきかず梅雨晴間鰹絢寿美恵〈城北句会選〉町新生活運動推進協議会では明るく住みよい郷土づくりの一環として、冠婚葬祭の簡素化運動にとりくみ、実践事項を申し合わせて、町民総ぐるみの運動として推進しております。地域住民のみなさんの深いご理解とご協力により、この主旨が徹底されるようお願いするものです。常北町新生活運動推進協議会圏画画冠婚葬祭を簡素化しよう三一電f砂一子育てをしている動物の姿はいつ見ても感動的です。親が子をいつくしむのは、人間も動物も変わりがないのに心を打されるからでし.ようか。いつかテレビで、ヒナを育てるイヌワシの映画を見て、あまりにも献身的なのにおどろきました。ヒナがどうにか動けるようになるまで、母鳥は何十日もの間、片時も巣を離れようとはしません。、日本の母親はずいぶんこどもを大切にすると言われてきましたが、ひょっとすると、イヌワシにはかなわないかもしれません。手抜き育児をするお母さんなど恥ずかしくて顔があげられLI4e4U5rJflIf◎今月のテ●●●●二》.・自然にしたしもうないでしょう。切ですが、それをご存知ないおしかし、人間の子は、いかな母さんが少なくありません。オるほかの動物の子も決して受けシパイやミルクを与えないで平られない教育を受けます。「こ気でいることはないでしょうか。とば」です。〃こころの母乳“を忘れているこのことばによって、こどもお母さんはいくらでもいます。は〃ものごこる〃をつけるのでどのようにして母乳語を教えす。母乳によって赤ちゃんのかるのかといいますと、とにかく、こどもが直接経験していること母乳語を教えようをくりかえしくりかえし、オッパイですよ、とか、お母さんですよ、といってきかせるのです。尭舞勃諏錘外山滋比古何百回、何千回とくりかえしているうちに、母の心がすこしずつ子の中へ.伝わって、もの心らだはぐんぐん大きくなりますがつくようになります。ことばが、それだけでは人間らしくながわかり出します。りません。〃こころの母乳“ことこのごろ、しつけがやかましぱを与えてもらう必要がありまくいわれますが、そういうことす。ぱの教育はもっと早い、しつけそのはじめてのことばのことらしからぬ、大切なしつけなのを私は〃母乳語〃と呼んでいまです。す。これは母乳と同じくらい大家族みんなで話し合いをしよう第三日曜日は家庭の日野外の季節↑.心とからだを鍛える・健康な心とからだ・家族そろって野や山に・力とハエの駆除を・害中を駆除する野鳥の保護常北町新生活運動推進協議会--76-;”…ご-"F鷲……・鳶…広報じようほぐ:1

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