広報じょうほく No.271 1985(昭和60)年 6月
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消費者行政推進協力員は、県内全域で二百十四名、常北町では二名あ方が新たに委嘱され、活動をはじめました。協力員の仕事は、消費生活に関全国的に「づつが虫病」が増えつつあり、茨城県においても発生が認められています。この病気の病原体は「つつが虫病リケッチア」で、これを保有するつつが虫(ダニの一種)の幼虫に刺されることにより感染します。このつつが虫は、野ねずみなどの小動物に吸着する習性をもっていますが、偶然、人を刺すこともあ〈医学レーボ言#卜〉噌酷推進協力員のご紹介つつが虫病添田美智子さんする苦情相談・一般相談を、消費者の身近かで受けつけ、これを、町・県等にあっせんすること、また、消費者啓発等への協力を行うとともに、消費生活に関する意見ります。従って●野ねずみなどの多い山林や草地、畑などへ立ち入る人がかかりやすい病気です。この病気は、人から人へ、あるいはねずみから人へ直接伝染することはありません。特に三月から五月と、十月から十二月にかけて多く発生します。▼つつが虫病の主な症状①三十九度Cを超える高熱が、比一木ふみ江さんや要望等を提出することにより、消費者の意向を行政に反映させることにあります。みなさんが瞬入された商品やサービスに関する苦情など、どんなことでも結構ですので、ぜひ、お気軽にご相談ください。○常北町消費者行政推進協力員▼添田美哲子さん大字石塚一七四八’五電八八’二五一○▼一木ふみ江さん大字石塚二二○○電八八’二五四八.任期は、昭和六十年四月一日から、昭和六十二年三月三十一日まで。較的長く続きます一等②全身がだるく、頭痛や関節痛があります。③「刺し口」があります。刺された部位が赤くはれ、四日から五日目には小さな水庖(水ぶくれ)をつくります。次いで、その部分が直径一センチ位の潰癌(ただれ)になり、やがて黒渇色の痴皮(かさぶた)を作ります。熱が出るのは、このかさぶたの頃です。④リンパ節がはれ、指で押すと痛みがあり、また、皮フに発疹が出ることもあります。一掌神様が々た(一た一度だほこの腕を動かしてくださるとしたら、母の肩をたたかせてもらおう。風に揺れるペンペン草の実を見ていたら、そんな日が本当に来るような気がした……。」〃健康であるってことだけで幸せ、不・・・…。」そんな感想を添えて、友人が一冊の本を届けてくれた。それは、体育の教師となってわずか二ケ月後、クラブ活動の指導中に誤って墜落、以後、全身機能麻庫という絶望的な闘病生活の中で、口に筆をくわえて絵を描くようになるまでの記録を綴った富張さんの生活文であった。私は、それを読んでいくうちに、このような病気にかか(ごたら病院で受診し、適切な医療をうけましよ』フ。▼つつが虫病を予防するには①野ねずみの生息しやすい山林・原野・草地などへ立ち入るときは、長袖シャツや上衣、長ズボン・長ぐつなどを着用し、素肌I胃少年相藤員の声I一愛深き洲より」を読んで石塚瀬谷昌子涙があとからあとから出て困った。一体何んの涙かと思うと、また、涙が溢れた。人間は、何んてなまけ者であろうかと、自分もまた、自分の人生を、自分の可能性を、自分の幸せを、何んと粗末に扱ってきたのかと悔やまれる。若い人たちに多くのことを語るより、私はこの感動を少しでも伝えたい。どれだけ深く、どれだけていねいに自分の人生を生きるかが大切だということを……。」そして人間は、一生涯何を成すべきか、今、四十を目の前にして、改めて自分自身に問う機会を与えられた思いがするのである。の露出をさぼる星一②皮フの露出部にダニ忌避剤を塗布する。③地面に直接腰をおろしたり、寝ころんだりしない。④山林・原野・草地に立ち入った後は、必ず着がえし、衣類を洗濯する。'5広報じようほく成功させよう科学万博つくば'85-61-

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