広報じょうほく No.270 1985(昭和60)年 5月
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国土調査法(法律第一八○号)に基づく、上古内(1)地区地繕調査の実施につきましては、各位の絶大なるご協力を賜わり、厚くお礼申しあげます。さて、上古内(1)地区の地滞調査にあたり、側壁に必要な基準点(コンクリート及びプラスチック杭)を設置するため、個人所有の土地に立ち入りますので、関係各位のご協力をお願いいたします。なお、設置されたクィを、勝手に移動したり抜いたりしますと、法律の定めにより罰せられますから、移動または抜く必要がある場合は、必ず、役場都市計画課国土調査係、あるいは、現地測埜関係者にご連絡ください。中年をすぎた人には、肺気しゅや慢性気管支炎に続いて起こることがありますが、若い人の場合は、急にスポーツをしたとか、ふとんを押し入れにしまう、大声をあげるなど、ちょっとした動作がきっかけになる例が多く、なぜか若い男性、それもスリムな背の高い人に多い病気です。症状は息苦しい、胸が痛い、息切れ、せきなど。軽いものは安静にしていれば治上古内地区土地所有者の方へ○連絡先役場都市計画課国土調査係電八八’三二一内線五四〃五五○昭和六十年度地籍調査事業実施推進委員(敬称略)・時沢大坪喜代志大坪勲・法師峰鯉劉郁夫鰹剰春雄古橋修・竹の内一鰹劉忠史一原捨次郎・竹の内二・大塚情りますが、程度に応じ.胸膜腔にたまった空気を抜く「脱気法」や、それでも効果のない場合は手術も必要になります。最近は電気凝固法も行われ、効果をあげています。自然気胸は再発しやすいし、似たような症状の病気に、狭心症、ロッ間神経痛、胸膜炎などもあります。まずはX線写真などによる専門医の診断を受け、治療法などを相談することです。(国保新聞より〉手手手|〈薬草よもやま話〉①一膜舷(ぬいげん)私は℃現在六十四歳の男性です。今から約三○年前、会社で受けた健康診断で高血圧といわれ、以後二十有余年、医者からの投薬に頼り続けてきました。会社も停年に近づいた五十二年の春、退職後の生活や健康管理等について先輩友人と話し合いをしましたが、そのとき、先輩は胃が悪く、薬を離したことがなく、そんなとき、知人のすすめで薬草を煎用して一年位で全治し、その後の胃痛は忘れてしまい、薬草に対する強い関心もわき、勉強もしたとの話しを聞かされました。私も高血圧症であると話したところ、ちょうど時期も五月ということだったので、翌日二人で周囲の山野を歩き、ドクダミ、ツリガネニンジン、アザミの根、ヨモギの新芽、女松葉等を採取して、薬草本の説明に従って生薬を作りましたつ私は血圧を下げるのが目的なので、ドクダミ、柿の葉、桑の根皮、ハトムギ、赤目柏等で生薬を作り、毎日朝食前に煎用しておりました。ところが飲みはじめて三ケ月位経過した八月ごろ一夕食時に急に寒さを感じ、熱が出はじめました。暗くなるまで働いて何んの変化もなかったのにと、床に入って体温を計ったところ三十八度を超えており、家内も必配し、医者の往診を受けました。医者の問診には、夕食時まで働いていて別に変わりなかったと説明しましたが、医師も何が原因の熱か判断がつかないようで、明日は休んで様子を見るようにと言って帰えられました。ところが、朝三時ごろに目がさめると、すっかり熱は下り、気分は壮快そのもの、その心地よさは言葉では表現できませんでした。さて、三日経った夜の十一時ごろ、再び前と同じような熱が出ました。しかし、三日前の経験から心配ないだろうと、そのまま寝ておりましたら、翌朝は前回と同様すがすがしい朝を迎えることができました。さらに三日後、再び前回と同じような現象が起こったのですが結果は気分壮快そのものでした。次の日、仲間に事の経過を説明したところ、冗談に、生薬のたたりだろうと言われ大笑いしましたが、私自身合点がゆかず、薬草の本を次々読んだところ「煩岐とは」の見出しの説明が見つかりました。その解説によると、漢方療法上知っておかなければならない症状とあり、生薬を連用することによって起こる体質の変調、結果的には体質の改善をする云々とあり、私の場合も唄弦という現象だったことがわかり安心しました。以来、体調は順調そのもの、現在までの六年余、医者からの薬は用いておりません。さて、那珂西薬草会は結成以来七年になり、現在は四十五名の会員で運営していますが、今春は有志の畑十アールを借り受け、待望の薬草園が完成、盛んな活動が展開されています。那珂西薬草会小堀兵次▲セリパオーレン‐成功させよう科学万!7導つくば’85一子…-広報じ・ようほく-53-

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