広報じょうほく No.270 1985(昭和60)年 5月
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「持ち運びに便利だから」「自動販売機などから手軽に買えるから」などの理由で、ジュースやビールなどの缶入り飲料が大モデです。一年間に飲まれる数は、何と百億一同書謹釦計ぞ靭獄資嘱|つぐらいはいいだろう!……こんな一軽じ気持ちで捨てられた空き侯缶は、毎年一○億個ともいわれています。これでは街がきれいになるはずがありません。空き缶は再資源化が可能です。ゴミ箱にきちんと入れれば、リサイクル・ルートに乗って新しい製品に生まれ変わります。美しい環境を守るためにも、資源の浪費を防ぐためにも、空き缶は必ず決められた場所に捨てたいものです。個。十数年前に比べて約十倍に膨れ上がった計算です。確かに、手軽で、丈夫で、保存のきく缶入り飲料は、消費者にとって大きな魅力です。しかし、その一方で、投げ捨てられた空き缶が、日本の自然や町並みを汚しています。環境庁が調べた「空き缶の投げ捨て理由」を見てみますと、近くにゴミ箱がなかったから(四三%)自動車に乗っていて始末に困ったから二四・六%)、ゴミ箱や家まで持ち運びが面倒だったから(二・九%)などが多くあげられていました。このような理由で投げ捨てられた空き缶は、地域の住民やボランティアの人たちの手によって一つ一つ拾われます。拾われた空き缶は、環境庁の調査で分かっているものだけで、一年間に四億四千万個、実際はこれよりはるかに多い数字になるはずです。しかし、いくら拾っても、次から次へと捨てていく人が後を断たず、どうにもならない。といった声も強くなっています。空き缶を投げ捨てた経験のあるあなた、道路や公園はゴミ捨て場ではありません。あなたの捨てた空き缶が、だれかの手を煩わす。この言葉をもう一度かみしめてみてはいかがですか。、○空き缶は〃轄入品“?新鮮な空気と錯緑〃を求めて、山に来ています。あなたは乾いたノドを潤そうと、缶ジュースを一気に飲み干しました。片手には空き缶、周りを見渡してもゴミ箱はありません。さて、あなたはその空き缶をどうしますか。その場に捨ててしまう?それともゴミ箱のあるところまで持ち帰る?空き缶が単なるゴミとなるか、あるいは資源として再利用されるかは、あなたの選択によって決まります。空き缶の原料となるのは鉄とアルミ。言うまでもなく、海外から輸入している〃貴重な資源“です。回収されたアルミ缶は、再びア一一-..‘…桑言ロ詞二・浬~ママ、亨、・・ー査宇こ'=尾:飼る一草放力牛~・ヤーヶー一雨ハーー四月二十五日快晴の中言和関係者多数によって、新緑のジヤ沢放牧場に一九頭の牛がされました。今年は雨が多かったため、牧の伸びは良好。放牧期間は十月末までの七ケ月間です。現在、牛の価格が低迷していため、粗飼料を十分に与え、育金額のコストダウンをはか放牧場へ入牧始まるルミ缶となってみなさんの前に姿を現します。この場合にかかる電力は、原料から新しく製品化する際の二十七分の一で済むといわれます。一方、スチール(鉄)缶は、電炉工場で鉄筋や鉄板となって、ビルや船に新しく生まれ変わります。このように、空き缶は貴重な資源1.うまく再生利用すれば、資源やエネルギーを大幅に節約できるのです。ゴミにするもしないもあなた次第1.「使い捨て」という言葉にまどわされることなく、空き缶は必ず決められた場所に捨てるようにしましょう。らなければなりません。その点では、放牧場を有効に利用することが最善の策だと考えられます。まだ、放牧場のスペースはありますので、和牛農家の皆さん/は、襖極的に利用してください。申し込みは、役場農林課か農協営農部です。口早=と=一一二一一一=~ローーヴ苧可I~ママ。…星守一幸一、石可丞■壷へ一再r奄琶ヱーギ垂画T一・一広報しようほく2:?常北叩斗学万博を成功させる会-48-

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