広報じょうほく No.261 1984(昭和59)年 9月
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昭和五十九年度の税制改正により、事業所得等(事業所得・不動産所得または山林所得)のある人に対して、記帳制度や記録保存制度、収支内訳書添付制度、総収入金額報告制度などが設けられました。これらの制度は、昭和六十年(一部の制度は昭和五十九年分所得税)から適用されますが、その制度のあらましは次のとおりです。◎記帳制度昭和五十八年分または昭和五十九年分の事業所得等の金額が三百味噌のカビもしょうゆのカビも、食べて直接の害はないといわれますがへせっかくの風味をこわしてしまい、味や香りに彩郷を与えます。味噌は、カビの部分を除いたあと、しゃもじなどでたたくよ●味噌一としょうゆのカビ。白色申告者の記帳制度万円を超える人(青色申告者を除く)は総収入金額や必要経費を記録し、その帳簿を7年間保存しなければならないことになりました。(昭和五十八年分の所得が、三百万を超える人は昭和六十年一月一日から記録することになります)③記録保存制度事業所得のある人(青色申告者を除く)で、記帳制度の対象とならない人でも、昭和詔年分の確定申告書を提出した人や昭和調年分の確定申告書または総収入金額報告書を提出する人は、その業務にうに固め、空気に触れないようラップなどをかぶせておきますしょうゆのカビは、カビをそっと除き、ピンの中にニンニクを二・三片入れて、栓をしっかりしめ、冷暗所で保管しておきましよいフ。自司夜空気i~ionないようにラヴ7.につつむ関して作成または受領した帳簿書類等を5年間保存することになりました。(昭和記年分の確定申告書を提出している人は、昭和帥年1月1日以後の取引から保存することになります。)◎収支内訳書添付制度事業所得者(青色申告者を除く)が、確定申告書を提出する場合、これらの所得に係る総収入金額や必要経費の内容を記載した書類を添付することになりました。(昭和帥年1月1日以後に提出する昭和弱年分確定申告書から添付することになります。)③総収入金額報告制度事業所得等の総収入金額の合計額が5千万円を超える人は、確定申告書の提出を要しない場合でも総収入金額などを記載した総収入金額報告書を、その年の翌年3月晦日までに税務署に提出することになりました。(昭和調年分から適用になります。)◎くわしくは、税務署・税務相談室へお尋ねください。TEL二一’四二二画画画画画園一幸一一一一聾暑中見舞いか残暑見舞心に変わるのはいつからか、ご存知ですか。昔からのしきたりでは、立秋(今年は八月七日)から後の暑さが残暑ということになっていますから、この日を境に残暑見舞いになるわけです。しかし、残暑見舞いのはがきが来はじめるのは、たいてい月遅れのお盆過ぎが多いようです。立秋が過ぎたからといっても、それは暦の上のことで、まだまだ厳しい暑さが続くことから、残暑という実感がわかないからでしょう。事実、その年の最高気温は立秋過ぎに出ることが多いのです。東京の、これまでの最高気温を例にとると、三十八・四度が昭和二十八年八月二十一日にでていますp二番目の記録、三十八・一度は昭和四十二年八月十六日と、いずれも立秋の後にで雲一残暑ています雪、これは、夏の晴天をもたらす太平洋高気圧が、後退する直前に強くなるためだそうです。ところで、九月九日は何の日かご存知ですか。九(きゅう)と九(きゅう)で「救急の日」です。「守ろう大切な命.考えようみんなの救急」というのが昨年のこの日の標語でした。消防庁によれば、昭和五十七年中の救急車出勤回数は、全国で二百十二万五千四百四十七件をかぞえました。この数字は、一日にすると五千八百二十三回、十四・八秒に一回の割合いで出動していることになります。わたしたちの命を守るために十四・八秒に一回出動している救急車。必要なときに来てもらうためにも、不要不急のときに要請したりすることのないようにしたいものです。r一可~一………雪--垂一一一-一一浄岬型’幸11成功させよう科学万博つくば’851I広報じようほく-919-
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