広報じょうほく No.258 1984(昭和59)年 6月
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竹皮を脱ぐ晴天のひびきけり今瀬剛一初夏の陽を物干の白はね返す荒井碩雨一呼吸して手に受けし新茶かな加藤鉦好りあ日雇いのころの乏しき書を曝す猿田道男冷凍しては一いけない食品芋の芽の不揃ひ雨の欲しき朝原勝男夕河原ただ芦若葉つづきをり軍司けんじ空よりの声のかかりて麦を刈るいそくきよくん娘の部屋に薫風みたし帰り待つ飯村愛子うぶダ新緑の香りも入れて産着縫ふ浅野菊枝冷害の予報の青田光り増す阿久津あい子田水張りてよりはっきりと野路つづく長須きみのた肉や魚なども味か落堅たり衛生上の心配があるため、冷凍。手形つけ心届ける草の餅飯嶋とみこの枝に休めよ疲れ見ゆる蝶高橋芦江夕銅早めに春雷が近ずくよ見持多美子方言も出て朝市の苗売れる小田木梅エプロンの私と蝶がはっと会ふ竹内幸子沈丁花病人腕をくみなおす吉元つる代朝顔を蒔き童心をゆさぶれり寺山みさをも新緑は押し寄す如く茂林寺に袴塚末子尼心惚の芽の棒立ち村をきわだたすや綿引英子待つといふ刻を伏目に夕桜鈴木静枝衿元のフリルが若い藤の花瀬谷博子重たげなリラの花房胸に重ね宮田初枝岨巳呈ふし咲く前は鳥かも知れぬ花辛夷鯉測寿美恵〈城北包会選〉成功させよう科学万博つくば″弱一一房かたつむりがユーモラスな姿す。けれども交尾はほかのかたを現わし、盛んに活動するようつむりと行い、精子の交換をしになるのは、暖かく、雨の多い合って卵を産みます。シーズンになってから。では、このように、かたつむりはち寒い時や乾燥した時はどうしてょつと変わった動物で、触角をいるのかというと、殻の中に引動かしながらゆっくり動いて行っ込み〃休業中“を決め込んでく姿を見ていると、自然の営みいます。の神秘さを感じずにはいられまかたつむりをでんでん虫といせん。うのは、引っ込んでしまうとなさて、六月には、自然を守りかなか出ないから「出ん出ん虫」身近な環境を大切にするためのなのだといわれています。また、環境週間があります。この週間マイマイとも呼ばれますが、舞の初日は六月五日の世界環境デい舞いではなく巻き巻きが語源1。一九七二年に、ストックホだとか。ルムで人間現境会議が開かれたかたつむりの殻が巻き貝のよのを記念したもので、この会議うになっているのはご存知のとには世界百十四ケ固の代表が集おりですが、その巻き方はヒダまりました。リマイマイという種類のほかはこの週間を中心に、各地で環ほとんどが右巻きです。境美化運動の日が計画されていところで、かたつむりの雌雄ます。これを機会に、あなたのの見分け方をご存知でしょうか。身近な環境をもう一度見直して一実は、かたつむりは雌雄同体でみませんか。雲かたつむりr可Llr~、一.=ご____三二熟寮舎室壕邑画逸犀p5zB|川広報じ{ようほぐ‘、1-887-、11広報じ}ようほぐ,、。・成功させよう科掌万博つく感85路、vE
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