広報じょうほく No.256 1984(昭和59)年 4月
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ここ数年、春風の吹くころになると「スギ花粉症」という言葉をしばしば耳にするようになりました。これは、スギの花の花粉が原因で起こるアレルギー症です。今月は、その予防対策等について考えてみましょう。I症状と原因lクシャミがたてつづけに出て、水のような鼻汁がとめどもなく流れ、やがて鼻はがっちりとつまってしまう。目は赤く腫れ、やたらにかゆくなり、ノドがゼイゼイし、ときには顔や手の露出した皮膚に湿疹さえ起こる。これがスギ花粉症の典型的な症状です。スギの花粉は、直径がおよそ、○・○三ミリから○・○五ミリで、目に見えないこの小さな粒子が無数に風に乗って飛んできて、鼻やノド、眼の粘膜にとりつぎ、こうしたアレルギー症状をひき起こすのです。ここ数年、都市部を中心に増えつづけ、春の季節病の一つとして問題になっています。勿論、アレルギー症の直接的な元凶となるアレルゲンは、スギ花粉以外にも、それこそ無数にありますが、中で藤学レポI卜F一、スギ花粉症粉にふれ手欝r一・む一:妻をするに一こ》Iスギ花粉症の予防対策I独協医科大学・古内一郎教授(耳鼻咽喉科)は.、日常簡単にできるスギ花粉対策として、次のよう畢な防禦手段をすすめています。》①外出するときは必ずマスクをか一ける。それも、普通のガーゼの尋マスクでは花粉が通り抜けてしまうおそれがあるので、厚地の木綿のキレで作るとよい。も、①室内のホコリ②花粉③一。一カビの胞子がビックスリー。花粉》にしてもスギ以外に秋のはじめに一花の咲くブタクサのアレルギーは》権篭詫鐘匙陵跨や峠“捗弛鉢却詑一スギの花粉がアレルギーを起こす}といっても、それは誰にでもとい一うわけではありません。iスギ花粉症の治療Iさて、スギ花粉症の治療として》は、症状を止める抗ヒスタミン剤一の投与や、アレルギー体質を根本一から改善する減感作療法などが行》われ℃ぼますが、効果の点ではい》ま-つ決め手を欠く。結局、でき一るだけアレルゲンであるスギの花》r、竜淳一胃賦轍ロ…~、ー去る三月十三日町と猟友会力主体となるて、キジを放鳥しました。これは、繁殖を通して資源の確保をはかることを目的としたもので、春園地内、小坂地内、勝見沢地内、下古内地内に、オズニ十一羽、メス二十二羽を放鳥したものです。キジを放鳥蕊r両▲元気に育てよと願いをこめて放鳥する会員町では現在、年次ごとに町道の拡幅改良舗装計画をたてて工事をすすめていますが、今年度は、直営では上泉片山の十二号線や那珂西赤羽根地内の一四二号線など十二路線、約一八○○メートル、請負では、ふれあいの里進入路五八六メートルなど、合わせておよそ二四○○メートルを一六六○万円余を投じて完成し、利用者から非常に喜ばれています。着々すすむ町道舗装=▲受益者も総出のホソーエ事(那珂西にて〉広報じ:ょうほく8!常北町科学万博を成功させる会-858-

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