広報じょうほく No.256 1984(昭和59)年 4月
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「。r億口刈らず万⑥干鱈に行政運営の簡素効率化を昭和五十九年第一回常北町議会定例会に当たり、提出いたしました諸議案の説明に先だち、町政運営につき所信を申しあげ、議員各位をはじめとし、町民の皆様のご理解とご協力をお願いいたしたいと存じます。就任以来はや一ヶ年を経過いたしました。この間、各種の事業につきまして、議員各位をはじめ町民の皆様のご協力を頂き、概ね順調に進展してまいりました。ここに深く感謝の意を表わすものであります。さて、現在の我が国の経済は、厳しい国際情勢の中で物価の安定を図りながら、景気の自律的拡大基調のなかで着実な発展を図らなければならないわけでありますが、景気は、長い調整期間から脱し、回復に向いつつありますが、なお緩慢なものにとどまっており、国昭和五十九年第一回常北町議会定例会は、去る三月十二日、午前十時をもって招集され、会期を十日間と定め、昭和五十九年度一般会計予算案など議案十九件、選挙三件、陳情三件、請願六件、報告四件を慎重に審議し、三月二十一日、午後四時三十五分、閉会しました。審議された議案等の内容は次のとおりですが、議案審議に入る前に、町長の昭和五十九年度施政方針説明がありましたので、その中の町政運営の基本についてをご紹介します。町政運営の基本内需要の回復力も盛り上がりを欠き、雇用情勢は依然として深刻な状況が続くなど厳しい環境にあります。このような中で国の予算をみますと、臨時行政調査会の改革方策を尊重し、経費の徹底した節減合理化を行うことを基本として、その規模を厳しく抑制したため、前年に比較して○・五パーセントの伸びにとどまっております。従いまして、地方自治体も国と同様厳しい経済情勢におかれており、このため行財政の見直しを行い、財政の対応力を回復することが緊急かつ重要な課題となっております。このような情勢を深く認識いたしまして、五十九年度の行財政運営に当たりましては、職員定数につきまして欠員不補充に徹し、行政運営の簡素効率化に努め、新規の行政需要に対応していきたいと考えております。また昭和五十え年度子算編成に当たりましては、歳入面では地方交付税の減少は避けられず、歳出面では義務的経費の増高によりまして前年より更に一段と厳しい財政事情にありますので、国と同一基調によりまして、国の地方財政計画にのっとり、歳入面では過大見種りを避け、町税、地方交付税などそれぞれ適正な見込額を計上いたしました。また、国庫支出金、県支出金及び地方債につきましては、対象事業費に相応した見込額を計上した次第であります。歳出面におきましては、経費全般について節減合理化を図り、待ハマ向窟逼・匡琶蓉率亨葬一室垂一一建設すすむ町営住宅に物件費の徹底舟』た節減を行うほか、補助金等の増額を抑制し、投資的経費の拡大につとめ、産業の振興、社会福祉の増進、生活環境の整備、教育文化の向上、基礎的条件の整備等の諸施策につきまして限られた財源を重点的に配分いたし、明るい豊かな町づくりを推進してまいる考えであります。また、議会の決算特別委員会のご意見等につきましても、十分検討して対応してまいりたいと考えております。以上のような基本的な考え方に立って、財政の健全化、合理化に努め、各種の大型建設事業が計画されました前年に比較し、緊縮型r刃季…-…………一言=一一一一ー==筆r一…成功させよう科学万博つ‘<ば’85広報じようぼく-852-

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