広報じょうほく No.254 1984(昭和59)年 2月
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青少年の心というものは非常に敏感で傷つきやすく、その時代、その社会の様相を鋭敏に反映するといわれています。私たちは、青少年非行を、ひどく異常な行動と考えたり、非行少年を、われわれとはまったく異質な人間とみなしたりはしないで、身近かなものとしてとらえる立場にたっています。おとなはよく一言に「今どきの若者は、まったく理解できない“などといいますが、それは、おとなが若者を理解しようという努力をまったくしていないか、あるいは、若者のすべてを理解しようとI青少年相談員の声Ir一刃青少年を理解しよう二十三回をかぞえる一常北町みんなで行う社会教育の集どが、去る一月二十九日、町公民館において盛大に開かれました。参加したのは、一般町民一四八名で「町民憲章.美しいまちづくりの実践化について』をテーマに活発な意見が続出しました。開会行事では、常北町民憲章を全員で唱和のあと、主催者を代表して、大畠耕夫教育委員が、「どの集いを通して、ひとりひとりが、ふるさとの自然を愛し、文化を発展させ、明るく豊かな住みよい郷土をつくるために、地域づくりをすすめ、実践活動を展開していきましょう」と、集いの趣旨を含めてあいさつし、また、オリエンテしてvるかのどちらかでばないかと思います。どんな時代でも、おとなと若者との間には違いがあったはず、相互に理解できない点があったはずです。しかし、最終盛況に社会教育の集心F貢…ションでは、青木清公民館長が「美しいまちづくりの実践化については、話し合いのための話し合いに終らず、身近かな実践を見ていただきたい」と説明しました。次いで今散会に入り、同じテーマで石塚・小松・青山・古内の各学区別に分かれ、活発な意見が交わされましだ。全体会に入り、各学区ごとの意見や話し合いの結果を報告、野放しに捨てられているゴミの処理や、花の植え付け等について、さらには、クリーン作戦の実施や花いっぱい運動の推進を強化しようということで意見が一致し、実践化についての具体的な話し合いがなきれました。的にはかんとんな所で理解…』合わなければならないでしょう。おとなが若者の方ばかり向いていても、また逆に、まったく若者の方を向かないでいても、分からないのではないかという気がします。お互いが理解し合えるようにコミュニケーションをはかり、青少年の健全育成に、少しでも貢献できるよう努力していきたいと思っています。このあと識評として、水戸教育事務所社会教育課長、会沢三男氏が「各分散会を見てきて、これほど活発な実践化のための意見が出たのには驚きました。みなさんひとりひとりが、美しいまちづくりのために、真剣に考える姿を見せていただきました。さらに、明るく豊かで住みよい郷土をつくるために頑張ってください里と力説され、集会を閉じました。戸司昭和五十八年↓分の所得税の確定申告の準備はおすみでしょうか。二月十六日から受け付けが始まっていますが、期限まぢかになりますと税務署は大変混雑し、落ちついて相談できなかったり、長時間お待ちいただくようなことになりかねませんので、確定申告はできるだけ早めにお願いします。所得税は、納税者が一年間の所得を自ら正しく計算して申告し、納税するという申告納税制度をとっています。昨年一年間の所得と税額を正確に計算し、正しい申告と納税をされるようお願いします豪確定申告をしなければならない人が申告しなかったり、間違った申告をしたりしますと、後で、不足の税金を納めるだけでなく、無申告加算税または過少申告加算税が課せられ、延滞税も納めなければならないことになります。また不正に行為があった場合には重加算税が課せられます。詳しくは税務署、税務相談室でおたずねください。所得税の確定申告は正しくお早目に一広報じようほく12常北蛎斗学X万博を成功させる会-836-

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