広報じょうほく No.253 1984(昭和59)年 1月
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わたしたちの生活に密接して←る法律、民法では、未成年で結婚している場合を除き「満二十年ヲ以テ成年トス」(第三条)と明記されており、はたちになって初めて、社会的・法的に一人前の社会人として扱われることになります。ただし、未成年が婚姻したときは、これによって成年に達したものとみなされます。(民法第七五三条)では、一人前の社会人として扱われるようになるとは、具体的にどういうことなのでしょうか。▼財産の処分・金銭の貸し借り小遣いなどを別にすれば、未成年者はたとえ自分の財産であっても「保護者の承諾なしに売ったり買ったりできませんでした。成人になると、自分の責任でそれができます。また、お金の貸し借りについても同じです。はたちになると、大人としての責任が自分の意思とは関係なしにのしかかってきます。これは、一人の人間としての判断・行動が、社会的にも法的にも認められたということです。犀″はたちの実感〃をつかむ一社会人として扱われるはたちに.なったばかり猛のに年金の話なんて……と思うかもしれません。しかし、年金はお年よりだけのものではありません。年金は、お互いに協力し合って、将来に備える〃貯金〃であると同時に、交通事故など不慮の場合に役立つ“保険〃なのです。日本に住んでいる二十歳から五十九歳までの人は、八種類ある年金のどれかに入らなければなりません。従業員が五人以上の会社や役所学校などに勤めて給与をもらっている人は、学生年金、共済組合と▽就職成人になると、保護者の同意が園大人としての責任をいざというと》さに儲晒えるF-両なくても職業に就くことができます。▼養子縁組未成年者が養子になるときは、原則として家庭裁判所の許可が必要でした。しかし、はたちになると自分の意思だけで、だれの養子にもなることができ、さらには、養子をもらうこともできます。▼結婚男は十八歳、女は十六歳になると結婚できます。ただし、これは父母の同意がおれぱの話です。はたちになると、二人の意思だけで結婚できます。v|一た年金に自動的に加言《多・・そいます。しかし、それ以外の、たとえば自営業の人などは、はたちになったとき、自分で手続きをして「国民年金」に加入します。▼国民年金に加入しなければならない人次の人は必ず加入しなければなりません。①農業・漁業・商業などの自営業や、自由業についている人②従業員四人以下の会社に勤めている人とその家族③現在、無職の人▼希望曇衣れば国民年金に加入できる人次の人は、希望すれば加入できます。①いわゆるサラリーマンの奥さはたちになると選挙権か与えられます。わたしたちは、この選挙権を、投票という形で行使することにより政治に参加します。ところが「だれに投票しても同じ」と棄権してしまう人がいます。また「自分の考えと候補者の公約一一=一一一一三F芯完=ー~~でモー甲0宰一工一分団統今亨縮少による機構改革後二年目を迎えた常北町消防団の出初式が、去る一月八日、石塚小学校校庭において、勇壮に挙行されました。式典には、県議会議員をはじめ、隣接村長等多数の来賓が臨席する中、消防団員並びに関係者二百三十余名が、消防ポンプ自動者六台、小型動力ポンプ十七台とともに集結して三個中隊鰐毒蓄勇壮に出初式‐人を見る目が問われる編成で整列し,町長から姿勢.服装、機械器具の点検を受けました。会場の一角には、佐久山町婦人防火クラブの会員もユニフォL蛮姿で参列し、真剣な団員の規律正しい動作を見守っていました。町民の生命と財産を守る消防団。深い信頼感を覚えた一日でした。が一致しなどといった理由で棄権する人もいます。これでは、あなたの意思は少しも政治に反映されません。逆に、自分ではふさわしくないと思っている人が当選するlという結果を招かないとも限りません。ん②昼間部の大学生いままで、どの年金にも入っていなかった人は、はたちになったとき、国民年金に加入しましょう。一~一b■酉=:ロで『=-'一q--宥一_一画一F丁売駈=Z.‐晒晶d▲.垂ニーロ.-_ー=…ー常北町科学万博を成功させる会r割・端蓉節r'ロ師“、瓢箪‘~、扇:、・_、;広報じようほ敵i堂込!r一-810-

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